子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
ライフログ
アウシュビッツの沈黙

アウシュビッツの沈黙

カテゴリ
全体
海の外そぞろ歩き
そぞろ歩き
道ばたの神さま
わたしのお寺と神社
生きものたち
まつろわぬ草木
ちょっとこだわり
おいしいもの好き?
秘密の本棚
匠のおしごと
そのほか
未分類
わたしの好きなブログさん
以前の記事
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
最新のコメント
ターコーへ 源流ってそ..
by march_usagi at 11:30
otyukunさま さ..
by march_usagi at 11:27
暑い最中に山歩きはきつい..
by otyukun at 06:53
otyukunさま 祇..
by march_usagi at 10:41
良く研究されていますね。..
by otyukun at 06:47
otyukunさま 「..
by march_usagi at 16:07
左馬と鯖、読み方だけの関..
by otyukun at 06:56
otyukunさま 鴨..
by march_usagi at 13:14
川遊びは子供の特権ですね..
by otyukun at 06:58
otyukunさま 普..
by march_usagi at 11:17
最新のトラックバック
かたくりの花 ~箱根湿性..
from 鴉の独りごと
ミズバショウ ~箱根湿性..
from 鴉の独りごと
一夜明けて
from 鴉の独りごと
ノートルダム大聖堂とラテ..
from dezire_photo &..
湿生花園 復元区火入れ3..
from 鴉の独りごと
湿生花園 復元区火入れ2..
from 鴉の独りごと
湿生花園 復元区火入れ1..
from 鴉の独りごと
仙石原植生復元区 火入れ..
from 鴉の独りごと
明神さんの狛犬たち ~Y..
from 鴉の独りごと
燈明堂跡より ~Yoko..
from 鴉の独りごと
検索
ブログパーツ
最新の記事
境川源流‥‥‥ついでだから夏休み
at 2018-08-11 00:00
サバの神‥‥‥境川流域の謎の..
at 2018-08-04 00:00
サバの神‥‥‥境川流域の謎の..
at 2018-07-28 00:00
わすれていた景色‥‥‥境川小景
at 2018-07-21 00:00
楽しんでいるのだ!‥‥‥大磯..
at 2018-07-14 00:00
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
オヤジ
歴史
画像一覧

<   2018年 07月 ( 4 )   > この月の画像一覧

サバの神‥‥‥境川流域の謎の神社群 ①

なんの変哲もない川ですが、境川には小さな謎があります。

a0278809_11425676.jpg

左馬、佐婆、鯖といった名称をもつ神社が、中流の大和市から横浜市、藤沢市にかけて12社もある。他ではきかれないお社です。

a0278809_11432741.jpg

こちらは横浜市瀬谷区の左馬神社、

祭神は左馬頭(さまのかみ)義朝ということになっています。

a0278809_11435896.jpg

コンクリート造りの近代的なたたずまいですが、来歴は不明、

小寺篤氏の研究によれば、鎌倉の初期、この一帯に勢力のあった源氏ゆかりの氏族、おそらく渋谷氏が、祭神に左馬頭義朝をあてたのではないか、ということでした。

a0278809_11444634.jpg

相鉄線いずみ中央駅ちかくの中之宮、

a0278809_11450721.jpg

扁額には左馬」とありますが、

a0278809_11452942.jpg

境内の石碑には「鯖大明神」と刻んであります。


もう少しくだって支流の泉川が本流に合流しようとする鍋屋あたり、

a0278809_11455481.jpg

あやうく見落としてしまうようなお社ですが、

a0278809_11461519.jpg

こちら堂々たる「鯖大明神」‥‥‥「左馬」という字はつかっていませんでした。

a0278809_11463578.jpg

人気のない境内の拝殿裏を覘きにいったら、慌てたタヌキがとんで逃げました。

a0278809_11465927.jpg

裏にまわるとタイワンリス、こちらは逃げもせずに睨み返します♪


神社をいくつかまわって、少し見えたものがあります。

a0278809_11471844.jpg

左馬」と「鯖」では、どうも「鯖」の方が古いらしい。


周知のように、神奈川の地は鎌倉幕府の本拠地でした。

左馬頭義朝は将軍頼朝のお父さんです。

配下の氏族が頼朝にヨイショしようと‥‥‥旧来の「サバ」という名に「左馬」という字をあてて読んだ、なんてことはありそうな話です。


源氏の祖先ではもうひとり、多田満仲という方も左馬頭でありました。

a0278809_11474315.jpg

先述の小寺氏は、支流の和泉川沿いの左馬神社が義朝でなく満仲を祭神としているのは、多田氏に近い泉氏がこの一帯をおさえたからではないか、といいます。

こちらもうなずける説です。

要するにもとの「鯖」なり「佐婆」神社に、源氏関係者が「左馬」の字をあてた、と‥‥‥ここまでは納得です。

a0278809_11480793.jpg

ただ、であるならば本来の「鯖」の神、あるいは「佐婆」の神とはなんだろう?


むろん古事記や書紀にはでてこない神名でありまして、謎の神格、どこかに答えが書いてあるわけではありません。

なんの神さまなんだろう?

次回で、少し考えてみようと思います。


[PR]
by march_usagi | 2018-07-28 00:00 | わたしのお寺と神社 | Trackback | Comments(2)

わすれていた景色‥‥‥境川小景

わすれていた景色に巡りあうのはうれしいものです。

ふるい友だちとふたたび出会えたときに似ている。

a0278809_09535290.jpg

境川はとくに特徴のある川ではありません。

全長69キロの二級河川、

名前の由来は、古く武蔵の國と相模の國とをわけていたから。

いまもこの川を境に県や市の行政がわかれます。

a0278809_09542761.jpg

60年代のはじめ、わたしが東京から越してきたころの横浜南部はまだ田や畑がほとんどでした。

a0278809_09545111.jpg

学校から少しくだった平野は一面の田園地帯、

境川がその中央を流れていました。

a0278809_09554685.jpg

支流の宇田川をむかえるこのあたりが、そのころの遊び場‥‥‥


自由な時間ができたので、近ごろよく訪ねます。

車で30分ほどの距離です。

a0278809_09561217.jpg

護岸工事でかたい感じになりましたが、川筋は変わりません。

a0278809_09564068.jpg

あのころこの橋はたしか木でできていました。

でも同じところにかかっている。

a0278809_09570002.jpg

父や叔父と釣り糸を垂らしたこともあります。

遡上する小さなうなぎも見かけましたが、ほとんど釣れたことはありませんでした。


ふとある景色が目にはいりました。

a0278809_09573776.jpg

変哲のないただの藪‥‥‥でも見覚えのある繁りかた、平地と斜面の角度‥‥‥

行ってみました。

a0278809_09580147.jpg

湧水がたまっています。

ここは沢だった。

いまはたまり水になってしまいましたが、以前は赤土の斜面を澄んだ水が流れていました。

光景がよみがえります。

小学生のわたしが、親友のY君とサワガニをさがしている。

水をはねちらかしながら指先ほどのカニを追っている。

Y君のちょっとハスキーな声がよみがえってきました。


ここだ、ここだ、ここで遊んだんだ。

心臓がとくんとなったように思えました。

a0278809_09583638.jpg

ここから何キロか先、藤沢駅の東で川はさらに支流の柏尾川をむかえます。

川幅はだいぶ広くなり、

a0278809_09590629.jpg

リゾート地らしい雰囲気もでてきます。

a0278809_09592927.jpg

江の島の手前で、川は湘南の海とひとつになりました。

a0278809_09595919.jpg

a0278809_10002407.jpg

名古屋で暮らしはじめたY君とはここしばらく会っていません。

でも60年近い歳月を経て、いまも変わらない友人です。

元気な顔をみたいな、と思います。


[PR]
by march_usagi | 2018-07-21 00:00 | そぞろ歩き | Trackback | Comments(2)

楽しんでいるのだ!‥‥‥大磯のアオバト

高校の友だちが教えてくれた大磯のアオバト、

連休から夏が終わるころまで、海岸へ群れで飛来するといいます。

a0278809_10554185.jpg

早起きして大磯駅に着いたのは6時半ごろでした。

a0278809_10561492.jpg

およそ10分で照ヶ崎の海岸‥‥‥箱根・小田原から伊豆半島まで見渡せます。

a0278809_10564370.jpg

鳥はすぐにやってきました。

a0278809_10571549.jpg

a0278809_10574557.jpg

岩礁に降りたって、波とたわむれます。

a0278809_10581753.jpg

大磯町のHPや、その他の解説を読みますと、

アオバトの主食は木の実や草の種。

塩分やミネラルが不足するので、海水で補うのだとか‥‥‥

a0278809_10584306.jpg

なんとなく納得します。

そうかぁ、海の水で塩分補給かぁ‥‥‥

a0278809_10590670.jpg

でもまてよ、 といつもの天邪鬼が囁きます。

なんでアオバトだけ?

木の実や草の種が主食って、

ほかにもいるじゃん?


アオバトは丹沢の山中で採餌したり繁殖したりするらしい。

ならば丹沢にいるほかの鳥は塩分やミネラルが不足しないのか!

鳥でなくとも、クマやサルやシカが集団で海の水飲みにこなくてよいのかッ!

a0278809_10593398.jpg

アオバトの飛翔は高速です。

そして自由、

まことに楽しげです。

a0278809_10595715.jpg

空を翔るよろこびは、観ているおじさんたちにも伝染します。

眺めていて楽しい!

a0278809_11002815.jpg

ひょっとしてアオバトは楽しんでいるだけかもしれません。

むろん、ちょっとは塩水舐めるかもしれない。

でもほんとの望みは思いのまま空を翔ること、

さらにひょっとして、

観ている人々を眺めて、彼らなりに楽しむことなのかもしれない。

a0278809_11010191.jpg

a0278809_11012248.jpg

観る人々と観られる鳥たち‥‥‥ここだけの夏の祭かもしれませんね♪


[PR]
by march_usagi | 2018-07-14 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

齢をかさねることには意味がある‥‥‥『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』

ふだん強気のわたしですが、たまに落ちこむことだってあります。

これ以上齢をかさねて、なにか良いことがあるのだろうか‥‥‥


そんなときこの映画を観ます。

a0278809_11411228.jpg

ライ・クーダーが、

キューバの老いたミュージシャンたちを掘りおこしてつくったアルバム

『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』


これを追ったヴィム・ヴェンダース監督の同名のドキュメンタリーフィルムで、

99年の作品です。

a0278809_11414357.jpg

<同名アルバムより>

当時77歳、ルベーン・ゴンザレスのきらめくようなピアノや、


A・バルデスの息をのませるドラム、マラカス、

オチョアの夢みたようなギター、

a0278809_11423131.jpg

当時90歳を超えていたコンパイ・セグンドの、洒脱で軽妙な節回し‥‥‥

この齢に到らなければだせない唄声かもしれません。

a0278809_11425335.jpg

そしてオマーラ・ポルトゥオンド!

時空を超えた歌姫、なんと芳醇な声!


貧しいキューバのふところに、こんなにも贅沢な音楽が眠っていました。

しかも老いたミュージシャンたちが、少しも枯れることなく育みつづけていた。

やはり心がゆさぶられます。


「男ざかり」なんてことばがありました。

40代あたりを云うのでしょうか。

a0278809_11431519.jpg

でも「盛り」はそこで終わるものだろうか。

心さえ老いなければ、ひょっとして生きている限りつづくのではないだろうか。

むしろ齢をかさねるほど、

ひとは、

技は、

より磨かれ、深くなっていくのではないだろうか。

ひとが齢をとることには、みえない意味があるのかもしれません。


わたしはどうなのだろう?

これから生きていくことで、

磨かれるなにか、もっと深くなれるなにかがあるだろうか?


あるかもしれない、

ないかもしれない。

a0278809_11434187.jpg

<同名アルバムより>

なので、心がさみしくなったとき、この映画を観ます。


[PR]
by march_usagi | 2018-07-07 00:00 | 秘密の本棚 | Trackback | Comments(4)