子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
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カテゴリ:生きものたち( 46 )

冷めてゆく愛‥‥‥動物園とわたし

子どものころの夢で、

動物園のとなりに家がある、というのがありました。

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好きなときに生きた獣たちと会える‥‥‥それも世界中の動物たちと!

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夢はほぼかないました。

バスで15分、歩いても行けるくらいのところにズーラシアという動物園ができました。

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それもこの国最大級の広さ、

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展示もできるだけもとの暮らしにちかいものを心がけています。

わたしとしては、まことに喜ばしい環境というべきであります。


なのに、

なのにこのところ、‥‥‥

いく気がうせてきました。

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そう、

なんかなぁ、の気分なのであります。


たぶん、

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たぶんわたし自身に自由な時間ができ、

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野生の生きものたちとじかに会う機会が増えたから。

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自由な生きものたちの、

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自由な暮らしと向きあうようになったから、

それがごく普通になってきたから、

だと思います。


動物園のどんなにやさしい施設でも、

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生きものがそこに囚われている事実は否めない。

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あてがい扶持の日々をくりかえすことに変わりはない。

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危険もないかわりに、生きがいもはりあいもない。

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とりわけチンパンジーを観ているのはつらい。

まるで自分自身がそこに囚われ、裸のすがたをはやされているような気分になります。

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近所の畑で、またノウサギの足跡をみつけました。

この春にも見かけたあたりです。

並行して、一直線のイヌのような足跡もありました。ひょっとしたらキツネかもしれない。

やはりこのあたりにいるんだ。


すがたが見えなくともいいのです。

生きていることがわかれば‥‥‥

厳しく危険でつらい毎日かもしれないけれど、

自由に生きていることがわかれば‥‥‥

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かえりみて、‥‥‥

わたし自身はどうなんだろう?


囚われていたのかな、

それとも自由に生きてきたのかな‥‥‥考えています。


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by march_usagi | 2018-11-10 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

帰ってきたよ‥‥‥鳥たちの秋

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藻と夏草しかなかった水辺に、鳥たちが帰ってきました。

コガモは地味な夏羽ですが、じききれいな羽根色になるでしょう。

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サギたちも活発に狩りをつづけます。

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逆光で見にくいかもしれませんが、モズです。

ひとりごとみたいなさえずりをずっとくりかえしていました。

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畑で落花生を収穫していました。

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ゆでて食べようと思ったのだけれど、美味しいところはみんなハクビシンに食べられてしまったよ、と嘆きます。

このあたりでもハクビシンはずいぶん増えていて、夜間、わたしもであったことがあるくらい。

「美味しいものがわかるんですねぇ」と云うと、

「ちかくのひとが罠で七匹も捕ったんだってよ」とおばあさん。

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上空が騒がしいので見あげたら、

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カラスたちが争っていました。

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そして秋が深まります。


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by march_usagi | 2018-10-27 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

ケヤキの木

好きな樹はなに、と訊かれたら、ためらいなくケヤキとこたえます。

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すっとのびた幹が放射状にひらき、枝分かれしながら天にひろがって、さらに伸びていく‥‥‥

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細い枝の樹脂は、空をはく箒のようにも見えます。

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大江健三郎さんの、60年代らしい最後の小説、『洪水はわが魂に及び』にこんな一節がありました。


「きみの地方で、ケヤキを特別な木だとしてキーと呼ぶとすると、それはまともな呼び方じゃないか?ケヤキという名は、もともとケヤケキというので、顕著な木のことだと図鑑に書いてあるから。

 アカマツとともに丘陵を制しているケヤキの群れは、淡い灰青の翳りをおびた空に濃い紫に近いほどの褐色の樹幹を気ままな距離をおいて、しかしはっきりひとつらなりの構造をなしている。いま青年のいったキーという言葉を冠しつつ、曇り空へこまやかに確実な細枝を伸しているケヤキの一本、一本を眺めると、いかにもそれらはこのましい樹木のなかのもっともこのましい真の樹木に感じられる。」

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いつもゆく図書館への道筋で、空にひろがる樹影が見えました。

大きすぎて、世界からはみだしてしまったようにも見えます。


窓口に本を返したあと、木のありかをさがしてみました。

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勾配や住宅に隠れてときに姿をうしないますが、

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見つけました。

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日枝社の神木でした。

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ニレ科の高木ケヤキは、図鑑に樹高2025メートルとしてあるのですが、これははるかに大きい。

境内の立札には、樹齢300年、樹高40メートル、目の高さの周囲5.2メートルと記してありました。とんでもない巨木です。


お宮の奥さんにお聞きしたら、はるか遠くから見にくる方もいらっしゃるとか。

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ただあまりに大きいので落ち葉の量もすさまじく、先日の台風のあとは大変だったそうです。

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ケヤキは武蔵野を代表する樹木。

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このあたりには日枝神社のほかにも、たたえたくなるような巨木がそこかしこに見られます。


ずっと見あげていると空がひろがって、

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はるか高く、チョウゲンボウの舞う姿がありました。



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by march_usagi | 2018-10-13 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

楽しんでいるのだ!‥‥‥大磯のアオバト

高校の友だちが教えてくれた大磯のアオバト、

連休から夏が終わるころまで、海岸へ群れで飛来するといいます。

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早起きして大磯駅に着いたのは6時半ごろでした。

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およそ10分で照ヶ崎の海岸‥‥‥箱根・小田原から伊豆半島まで見渡せます。

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鳥はすぐにやってきました。

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岩礁に降りたって、波とたわむれます。

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大磯町のHPや、その他の解説を読みますと、

アオバトの主食は木の実や草の種。

塩分やミネラルが不足するので、海水で補うのだとか‥‥‥

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なんとなく納得します。

そうかぁ、海の水で塩分補給かぁ‥‥‥

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でもまてよ、 といつもの天邪鬼が囁きます。

なんでアオバトだけ?

木の実や草の種が主食って、

ほかにもいるじゃん?


アオバトは丹沢の山中で採餌したり繁殖したりするらしい。

ならば丹沢にいるほかの鳥は塩分やミネラルが不足しないのか!

鳥でなくとも、クマやサルやシカが集団で海の水飲みにこなくてよいのかッ!

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アオバトの飛翔は高速です。

そして自由、

まことに楽しげです。

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空を翔るよろこびは、観ているおじさんたちにも伝染します。

眺めていて楽しい!

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ひょっとしてアオバトは楽しんでいるだけかもしれません。

むろん、ちょっとは塩水舐めるかもしれない。

でもほんとの望みは思いのまま空を翔ること、

さらにひょっとして、

観ている人々を眺めて、彼らなりに楽しむことなのかもしれない。

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観る人々と観られる鳥たち‥‥‥ここだけの夏の祭かもしれませんね♪


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by march_usagi | 2018-07-14 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

タブノキとユリノキ

知らないことが無数にあると気づきました。


なにをいまさらと云われるかもしれません。

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でも現業であれば、自然 専門知識は身につきます。聞かれれば、すぐに答えることができる。ときに敬意のこもった目で見られたりもします。

そこで、なんでも知っているような気になる‥‥‥


ただそれは専門のことだけだったのですね。

仕事と無縁なことは驚くほど知らなかった。

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現業からはなれて数か月がたちました。

あらためて世界を見まわしています。

知らないこと、知りたいことがいっぱいある‥‥‥

考えようによってこれは心ときめくこと、世界がひろがることなのかもしれません。

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家のちかくに、小さな神社があります。

桜のうつくしいお宮です。

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境内の一角にご神木もありまして、しめ縄がかかっています。

幹は直径1メートルもあろう太さだし、高さも10メートルではきかない。

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根元に鎮座まします青面金剛には

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天和元年と刻まれておりまして、西暦なら1681年、

まぁ、これと同世代とみる根拠はありませんが、いずれ齢を重ねた樹であることはまちがいないと思います。

ところでこの樹がなんというのかわからない。

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幹はクスノキに似ていなくもないのですが、

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葉のかたちがまったく異なります。

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図鑑と首っ引きで照らしあわせ、ようやくタブノキとわかりました。

はじめて聞いた名前です。語源は古い朝鮮語にあるらしい。

あなたはタブノキさんって云うんだね、そう呼びかけたくなりました。


もうひとつ、駅の近くの並木ですが、

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わたくし、てっきりプラタナスだとばかり思っていました。

たぶん高校のころにそう思いこんだのでしょう。

以前のブログでも、そう書いてしまいましたが、

あらためて観察しますと、

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ごつごつとしたこの幹がなにやらあやしい。

本来のプラタナスは、

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かように樹皮がはがれるのが普通でして、清潔なモノトーンの外観を呈しています。

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葉もこれまたあやしい‥‥‥プラタナスに似たおおきな葉なのですが、周辺のギザギザがない。

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こちらがプラタナスの本来の葉です。

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国会の帰りに皇居のお堀端を歩いておりましたら、

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ふとこんなもんが目にはいりました。目をあげると、

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なんだか見覚えのあるような‥‥‥

大きさこそ異なりますが、駅前のくだんの樹がでんとそびえておりました。

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なんだ、あれはユリの木であったのか!


帰って調べましたら、分類上もまるで異なる樹でありまして、


プラタナスが「スズカケノキ科スズカケノキ属」であるのに対し、

ユリノキは「モクレン科ユリノキ属」でありまして、

‥‥‥モクレンかぁ‥‥‥

ご親戚ですらない。


かくして、わたくしの知の世界が、ほんの少しひろがったのでありました♪


ちなみにこちら、

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上野は国立博物館のユリノキ、

こんな巨樹になるのですね!


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by march_usagi | 2018-06-30 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

カラスとノウサギ

カラスに糞をかけられました。

いや、ふつうに歩いていてのはなし‥‥‥

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頭上にカラスの黒い影、わたしの歩く道と重なるな、

と思った瞬間なにやら液体状の飛来物、

手の甲と左の腿に命中しました。


痛いような、沁みるような感覚。

おろしたてのズボンはびしょびしょです。

みあげると、はやカラスのすがたはありませんでした。

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さいわい家のちかくだったので、もどって着替えと洗濯すませましたが、

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あのカラス、

みつけたら、文字には書けないような汚い悪口云ってやろうっ!


とはいうものの、カラスに罪があるわけではありません。

ふだん罰あたりなことばかり口にしているから、

天から懲罰がくだったのでありましょうか!


気をとりなおして、散歩にでかけました。

高速の横道からクリの樹園のわきをぬけ、畑のなかへ‥‥‥


きれいにならした畑地のなかに、点々とケモノの足跡が目にはいりました。

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ふたつ横にならんだ大きな跡のうしろに、縦に小さくふたつの跡‥‥‥

ノウサギです。


スキー場の雪の斜面にたまに見かけることはあるものの‥‥‥

おやおや、横浜にまだこんな野生がのこっていた!

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たぶん、この森やまわりの畑でいきているのでありましょうか。

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人間なんて威張っているけれど、所詮この星の小さなかけら、

他のいくつものいのちと肩をよせあって生きている。

ほんとはそんなふうに思っています。


カラスとノウサギ、

本日天は、わたくしに謙虚に生きよと示されたのかもしれません♪


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by march_usagi | 2018-06-02 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

大漁、大漁!

ひとって思っている以上に時間にしばられているのですね。

退職して一番感じたのは曜日のしばりです。

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たとえば鳥を観にいこうと思っても、土日が雨ではあきらめるしかない。

せっかく無風の晴天でも、ウィークデイは仕事でいけない。


それがなくなりました。

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思いついたらいつでも行ける♪


早速いつものフィールドにいきました。

職場の皆さん、ごめんなさい、ウィークデイです。

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あたりまえかもしれませんが、ひとがいません。

土日、ロードレース仕様の自転車がびゅんびゅん走る川沿いの道も、今日はひっそりと静まりかえっています。


たまにあうのはお爺さん‥‥‥いかにもご隠居といった、ひまそうな方々‥‥‥

もっともむこうから見ればわたしもそうなんでしょうねぇ♪

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カワセミは、いつもどおり姿を見せてくれました。

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アオサギやカワウのような常連さんは云わずもがな、

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モズや、

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イソヒヨドリ、

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キジなど、

ふだんあまり顔を見せてくれない鳥も現れます。

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夏に幼鳥を見かけただけだったゴイサギも、水辺でしっかり獲物をねらっていました。

そして、

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貫録たっぷりのノスリ‥‥‥


大漁です!

一日でこんなに観られるなんて思わなかった。

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大人や少年たちのいないグラウンドを、小さな子どもたちが駆けぬけていきました。


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by march_usagi | 2018-02-17 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

名まえについて


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大好きな物語に『ゲド戦記』があります。

見えない影につきまとわれた若者が、たちむかって相手の名まえを言いあてたとき、影の魔力は消滅します。

ほんとうの名まえを知るものは、そのものを支配できる‥‥‥魔法やファンタジーの世界にはよくあるシチュエーションですね。

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さてこの木はヤマモモ‥‥‥

樹木の探求は遅々としてすすみませんが、ヤマモモはわかるようになりました。

住まいからすぐの公園に植わっているのですが、そういえば実のなっていたことに思いあたります。

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そうかそうか、きみはヤマモモだったんだね。

名まえがわかると親しみが湧いてきます。ここへ引っ越してきてからもう20年‥‥‥そうか、きみもけっこうな齢なんだ。

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近くにもう一本見つけました。

同じ種類でありながら、おもむきが違う。

一本一本、違う。

木には生きものとしての個性があるのですね。

名まえがわからなかったら、気づかなかったことです。

名まえを知ることで、ひとは相手と関係をむすびます。

個と個とのつながりができるのだと思います。

すごく大事なことなんだな。

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夏に、サッカー場の横でめずらしい鳥を見かけました。

ゴイサギの幼鳥です。

昨年同じあたりで見つけ、確かめておきました。


きみはゴイサギだね。まだ若くって、これから世界を見るんだね。


名まえがわかれば呼びかけることもできます。

他人でなくなった瞬間です。

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by march_usagi | 2017-12-09 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

鴨の祟りのカモ隠れ

少し季節に早いのですが、

鳥師匠・K君の指南のもと、観鳥会をひらきました。

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今回は紅一点、Aさんも初参加、

降ろしたての双眼鏡の使い方から、丁寧に手ほどきをうけます。

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見られる鳥はそれほど多くありませんが、

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陽ざしはおだやか、風もなく、絶好のバードウォッチング日和です。

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Aさんも、初めて見るカワセミやカンムリカイツブリに満足そう‥‥‥

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「鴨のなかで、一番旨いのはこのマガモなんだよねぇ。とりわけ雄が旨い」

マガモの雄をながめながらK君が蘊蓄をたれます。

「昼は鴨そばかな、やはり」とわたし、

件の蕎麦屋にまいります。

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今回はあたたかい鴨南蛮‥‥‥歯ごたえのある旨みのつまった鴨肉に、焦げめのついた太い葱、手打ちの蕎麦がよくあいました。

冷えた身体も暖まりました。


さてそれではと午後の部にでかけましたら、

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急に北風が強くなり、手賀沼の水面が波立ちます。

食事前、コガモやカイツブリ、ハクチョウたちでにぎわっていた湖上ががらがらに‥‥‥

カワウしかいなくなってしまいました。


「鴨喰った祟りかねぇ‥‥‥」

からっぽの湖面に、苦笑いするしかありません。

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電柱のうえから、チョウゲンボウにも囃されている気がいたしました♪


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by march_usagi | 2017-11-18 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

木を憶える

知らないことって、たくさんあります。

数えあげるのが意味ないくらいに‥‥‥

でも常識っていわれる範囲でもそんなことないかな?


わたくし、じつは植物の名まえが苦手です。

漠然とマツだとか、スギだとかは云えても、ほかに知っているものがない。

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近くには公園もあるし、

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雑木林だってのこっています。

ブナとかカシとかクヌギとか‥‥‥

でもどの木がなに、と云うことができません。

鳥や獣、虫たちの名は云えるくせに木の名を知らぬ‥‥‥これはゆゆしき問題ではないでしょうか?

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一念発起いたしました。

いい歳こいてはおりますが、わたくしこれから木の名を憶えようと思います!

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さっそく資料をもとめてまいりました。


手近なところからはじめます。

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いまのマンションに住んで四半世紀たつのに、敷地の入り口にがんばるこいつがなんだか知りませんでした。

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光沢のある葉っぱにめだつ三脈、

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縦に裂ける幹‥‥‥

クスノキらしい。

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駅前の見慣れた街路樹‥‥‥プラタナスとは思っていましたが、

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葉っぱの形状からモミジバプラタナスに近い。

でも周辺のギザギザがないので、少しあやしげです。

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こうやって札つけてくれるとありがたいですよね。

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葉っぱと一緒に憶えました。

ふむふむ、地道にやれば、そこそこわかるではないか。

展望が見えてきました。

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でも、どうせなら写真もちゃんと撮りたいな、

生きものらしい姿を楽しみたいな。


ここで問題が発生します。

大きな木を撮るには広角レンズが必要ですよね。

なのにわたくし、まともな広角系をもっていない‥‥‥むむむ、新たな悩みがわいてまいります。

というか、いけない欲望が‥‥‥♪

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by march_usagi | 2017-10-21 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)