雨の九份(じぉうふぇん)
台北がこんな天気ですから、
山間の九份は雨でした。
わたしとしては、
こんなノスタルジックな雰囲気を期待していたのですが、
いやいやひとの波がそんな感傷吹きとばしてくれます♪
どこの店も、どこの路地もひとでいっぱい。
決まりですから、長い行列に耐えてお茶もいただきました。
ここが見どころという建物も拝見しました。
にしても、
この人ごみで感慨にふける余裕なんかはありません。
わずかに宵の、
カメラのレンズのなかにだけ、
はるかな夢とまぼろしとが、写りこんだような気がいたしました。
下町の様で繁華街の様で、日本では余り見かけない風景ですね。
長崎の坂に大阪の下町を足した様な。
それにしても人の多い事。
工房にも台湾の方は良く来られます。
中国よりも多めかも知れません。
ちょっと違うんですね。