なつかしい不味さ‥‥‥インスタントラーメンへの尽きせぬ思い
「なつかしい不味さ」なんてものが存在します。
箸をとればおいしくないのだけれど、なぜか無性に食べたくなる‥‥‥
チキンラーメンなんか、その典型。
父は台所にたたない男でした。
料理はもちろん、皿ひとつ洗ったことがありません。
それがどういうわけか50を少し過ぎたころ、ラーメンづくりに目覚めました!
といっても無論たいしたことはなく、
袋もののインスタントラーメンに多少の具をいれて煮たてるだけ‥‥‥
小さな工夫は、麺をいれる前、きざんだニンニクをいれて風味をだすことでした。
休みの日、うっかり家に残っていたりすると、父は「食べよ」とせまります。
ニンニクが効いて、それなりの父の味でしたが、やはりうまくはなかった。
一方で「はらしまの生ラーメン」なんて製品がありました。
生麺で、スープも液体、支那竹もはいっている!
中学の友人のT君家にいくと、よくお母さんが作ってくれました。
これはうまかった。へたすると、街の中華屋さんより上だった。
あればも一度食べてみたいと思います。
長い年月、たくさんのラーメンがでては消えました。
カップヌードルもやはり画期的でしたね。
もちろんおいしくないけれど、たまに無性に食べたくなる。
カレーなんてとりわけ!
ワンタンメンなんかもよく消えずに残っています。
乾麺で気にいっているのはこれ、
麺がちゅるちゅるしてるんですよね♪
専門店のラーメンは当たり前においしいけれど、
最近は、こうしたブランドもの(って云っていいのかな)をパックにして売っています。
具材も売ってる。
家庭でも結構おいしいラーメンが食べられます。
でもそこが贅沢なんだか、天邪鬼なんだか、
やはりこんなのが食べたくなっちゃうんですよねぇ‥‥‥♪
本文中で、「はらしまの生ラーメン」つくってくれたの、ターコーのお母さんだよ。うまかったなぁ♪
「都ラーメン」は記憶にない。
「札幌一番」はいやというほど食った。
休みの日の昼食にこれが時々。
仕事を一緒に続けている家内は休日くらい手抜きさせてと言います。
その通りなので文句はありません。
隣で食べていると本当に良い薫りで美味しそう。
卵にネギは欠かせませんが。