子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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澤地久枝さんと知性の力

バイブル本というものがありました。
その時代に、その道を歩むための必読の書、といえばよいでしょうか。
学生運動華やかなりしころ、五味川純平の『人間の条件』と『戦争と人間』はそうしたバイブル本のひとつでした。
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『戦争と人間』は分厚い文庫本で9冊にわたる大作です。
本編はもちろん何日もかけて読むに値する小説ですが、
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それ以上に驚異的だったのは各巻の末尾にまとめられた膨大な「註」でした。
全部で869ページ、一冊500ページほどの文庫9冊ですから、実に全体の5分の1のボリュームをしめていたわけです。
その大半を手がけたのが若いころの澤地久枝さんでした。

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『シリーズ20世紀の記録 1937~1945』毎日新聞社

こんなことを云うと叱られるかもしれませんが、
この国の戦争の歴史を知るには、この註を熟読するにしくはない、とわたしは思っています。
学校の授業や、平凡な歴史書より、はるかに活き活きとした史実がこめられている。
その説得力は、なにより自分自身の手で調べあげた膨大な資料の蓄積と、それを腑分けするすぐれた知性によるものでした。
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丹念に、丁寧に、心の領域にまでとどくようなその取材は、その後の著作にもいきています。

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原発や戦争法に、澤地さんはひるむことなく反対の声をあげます。
それはいたずらな感情や、かじりかけの知識によったものでは決してありません。
この国の歴史と徹底的にむきあい、分析に分析を重ねた知性の結論なのだとわたしには思えます。
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野蛮と傲慢、金権と暴力とが支配する世界のなかで、知性や良心に訴える声はあまりにか細い。
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だからといって、掲げた旗を降ろすことはないでしょう。
知性には打ち消すことのできない力が秘められている、とわたしは思うのです。
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by march_usagi | 2016-04-09 00:00 | 秘密の本棚 | Trackback | Comments(4)
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Commented at 2016-04-09 07:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by march_usagi at 2016-04-09 16:49
玄関わきのターコーの部屋に、ペタペタ貼ってあったmusic系のコラージュ‥‥‥あたしゃ奇妙にあこがれたよ。
自分にないものを感じたんだろうね。
ターコーはターコーで、独自の文化をもっていたんだと思う。
Commented by otyukun at 2016-04-12 12:11 x
世界で一番の浪費は軍事費ですね。
破棄される食い物と同じ浪費。
富が公平に分配されれば問題は直ぐ無くなるのですが。
ジャイアンや駄々っ子、泥棒猫が直ぐ隣に居る日本が取る位置は難しいところです。
Commented by march_usagi at 2016-04-12 21:37
otyukunさま
理性や知性に照らせばはっきりわかることなのですが、
強欲な人々はそうした声をかき消してしまいます。
暗愚な時代ですね。
騙されない庶民でいたいと思います。