人気ブログランキング |

子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
ライフログ
アウシュビッツの沈黙

アウシュビッツの沈黙

カテゴリ
全体
海の外そぞろ歩き
そぞろ歩き
道ばたの神さま
わたしのお寺と神社
生きものたち
まつろわぬ草木
ちょっとこだわり
おいしいもの好き?
秘密の本棚
匠のおしごと
そのほか
未分類
わたしの好きなブログさん
以前の記事
2019年 06月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
最新のコメント
otyukunさま ズ..
by march_usagi at 08:31
今晩は。 凄いショーが..
by otyukun at 23:26
otyukunさま 若..
by march_usagi at 08:58
懐かしい名前ですね。 ..
by otyukun at 21:09
otyukunさま 楽..
by march_usagi at 09:06
楽しい遠足に行かれた様で..
by otyukun at 22:00
otyukunさま お..
by march_usagi at 16:51
工房のパソコンから失礼し..
by otyukun at 15:19
現実の歴史のなかで、戦争..
by march_usagi at 09:32
世界中、歴史の中身は戦争..
by otyukun at 23:49
最新のトラックバック
リゾルト
from リゾルト
かたくりの花 ~箱根湿性..
from 鴉の独りごと
ミズバショウ ~箱根湿性..
from 鴉の独りごと
一夜明けて
from 鴉の独りごと
ノートルダム大聖堂とラテ..
from dezire_photo &..
湿生花園 復元区火入れ3..
from 鴉の独りごと
湿生花園 復元区火入れ2..
from 鴉の独りごと
湿生花園 復元区火入れ1..
from 鴉の独りごと
仙石原植生復元区 火入れ..
from 鴉の独りごと
明神さんの狛犬たち ~Y..
from 鴉の独りごと
検索
ブログパーツ
最新の記事
愚直を嘲笑(わら)うものを嗤う
at 2019-06-15 00:00
歩く
at 2019-06-08 00:00
すこし休憩します
at 2019-04-27 00:00
チータランのときめき
at 2019-04-20 00:00
牧水と酒と父(父の三十三回忌..
at 2019-04-13 00:00
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
オヤジ
歴史
画像一覧

愚直を嘲笑(わら)うものを嗤う

行進は地道で泥くさい‥‥‥

お年寄りが中心ですからカメのようにのろい。

野暮ったく、なにか遠いむかしの遺物のようにも思える。

a0278809_11272241.jpg
a0278809_11274400.jpg

はじめ、わたしのなかに違和感があったことは否めません。

これはついていけないかもしれない、とすら思った。


とはいえ‥‥‥

a0278809_11280375.jpg

一昨年、国連で核兵器禁止条約が採択されました。

核大国やそれに追随する国々の執拗な反対をおして成立した条約。

発効すれば、核兵器の使用は明白な戦争犯罪となる‥‥‥まさに時代を画するものでした。


考えてみました。

どうしてこの条約ができたのか。

どうして世界のひとたちに、核兵器禁止の世論がうまれたのか。


は、と気づくのです。

a0278809_11283320.jpg

原点はここではなかったか。

被爆者たちの声ではなかったか。

ことばにすらできない叫びではなかったか。

耳かたむけようとしない世界に、訴えつづけたその執念ではなかったか。

a0278809_11290121.jpg

女学校のときに被爆した山口さんは、静かな口調で体験を語ってくれました。

親しいひとびとを、人生をうばわれた記憶です。

a0278809_11292376.jpg

けっして声高でないおだやかな語り口のなかに、

消すことのできない怒りと悲しみを感じます。

a0278809_11294526.jpg

この声ではなかったか。

世界を動かしたのは、こうした声ではなかったか。

a0278809_11301361.jpg

行進は愚直です。

愚直で頑固です。

けれど、それがなんだというのか‥‥‥

a0278809_11303638.jpg

愚直でなければ伝えられないことが世界にはある。

愚直とは意思をつらぬくということかもしれない‥‥‥


その日、わたしのなかにあった違和感がとけました。


わたしのなかの傲慢さが、すこしだけくずれて消えた‥‥‥そんな幸せな瞬間であったのかもしれません。


# by march_usagi | 2019-06-15 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(0)

歩く

a0278809_13412950.jpg

歩く。

a0278809_13422310.jpg

ただ歩く。

a0278809_13430232.jpg

歩くだけ‥‥‥

a0278809_13451122.jpg

a0278809_13453185.jpg

a0278809_13454887.jpg

雨の日も、

a0278809_13460814.jpg

炎天の日も

a0278809_13463951.jpg

a0278809_13465634.jpg

a0278809_13471207.jpg

広島と長崎で重い荷を背負ったかたたちを守りながら、

ひたすら歩く。

a0278809_13485480.jpg

a0278809_13491801.jpg

a0278809_13493987.jpg

歩けなくなったかたもこうして‥‥‥

a0278809_13500333.jpg

報道もされず、さわがれることもないけれど、

待ってくれるひとがいる。

a0278809_13502982.jpg

61年続いてきた 原水爆廃絶をもとめる平和行進。


今年の神奈川は57日から13日間、

静岡にひきつぐまで、

a0278809_13510752.jpg

ただ一日も休むことなく歩きつづけられました。


# by march_usagi | 2019-06-08 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(0)

すこし休憩します

青葉の季節になりました。

a0278809_16215100.jpg

ものみな生命にみちあふれるとき‥‥‥


ちと思うところありまして、すこしお暇をいただきとう存じます。

そんなに長い期間ではありません。

ひと月ちょっとかな‥‥‥

思いだされたとき、そっと覗いてみてください♪


# by march_usagi | 2019-04-27 00:00 | そのほか | Trackback | Comments(0)

チータランのときめき

チータが走るとこ観られるんだって‥‥‥

そんなはなし聞きつけて、開園時間直後のズーラシアにとびこみました。

a0278809_14151057.jpg

この動物園には「アフリカのサバンナ」という区画がありまして、キリンやサイ、ライオンや

a0278809_14154166.jpg

ミーアキャットみたいな動物を、できるだけ故郷に近い環境で飼育・展示しています。

a0278809_14160571.jpg

本日の目玉はチータ‥‥‥ご存じ動物界最速のスプリンターでありまして、獲物を追うときには時速100kmを超えるとか‥‥‥

とはいえ動物園でございます。獲物を追いかける必要なんかまるでない。

a0278809_14162763.jpg

ふだんはかようにのんべんだらりとしているのでありました。

a0278809_14164842.jpg

そのチータが疾走する‥‥‥全速力で駆け抜ける‥‥‥そんな催しがあると聞けば、

そりゃ観たくなりますよね。

a0278809_14171176.jpg

ふだんはエランドやシマウマと同居している広場ですが、

本日はチータ専用。

2haはあるかな? 学校の運動場がふたつは軽くはいる広さですが、ここに円形のサーキットを設置しまして、ロープにつけた疑似獲物(ほかに言葉が浮かばない)を走らせます。

a0278809_14174110.jpg

飼育員さんの「用意‥‥‥スタート!」の声で

a0278809_14181078.jpg

走りはじめた獲物をチータが追跡、疾走します。

a0278809_14184004.jpg
a0278809_14240612.jpg
a0278809_14242259.jpg

a0278809_14244103.jpg

追いついて獲物の動きを止めたらゲームセット!

あっけないほどの時間でありました。


サービスのリプレーは逆方向で‥‥‥

a0278809_14251439.jpg
a0278809_14253353.jpg
a0278809_14254619.jpg

a0278809_14260492.jpg

これまた一瞬と云ってもよいできごとです。

a0278809_14262810.jpg

顔をあげて右のほうを見ていますね。

じつはそちらに飼育員さんが待っている。

ちゃんと仕留めると、ご褒美のお肉がもらえるという筋書きです。

そりゃ一所懸命になりますよね♪


チータのサーキットは、となりのライオンのおうちからもよく見えます。

a0278809_14270059.jpg

「ちょっと、うらやましいぞ」

a0278809_14272656.jpg

ねたむライオンを観ている人々もいて、ほほえましい♪

a0278809_14274731.jpg

ひと仕事終えたチータはすっかりリラックスしておりました。

a0278809_14280895.jpg

a0278809_14282664.jpg

ふむ、今朝もいい仕事をした♪


# by march_usagi | 2019-04-20 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

牧水と酒と父(父の三十三回忌に寄せて)

わたしがまだ幼かったころ、父はわたしを連れてよく飲み屋にゆきました。

たいてい休みの日の昼飯どき‥‥‥散歩と称するお出かけです。

a0278809_10544353.jpg

白木のカウンターに明るい光、むかい合わせに白い割烹着のきれいな女のひとがいて、銚子の首をつまんでいます。

「坊ちゃんは?」と訊かれてうなずくと、

小ぶりの盃に湯気のたつお酒をついでくれました。

父はにやにや笑いながら自分の盃をかたむけます。


三十三回忌もすませ、ふだん父が意識にものぼらなくなったこのあいだ、

めくっていた歌集のページに目がとまりました。


<白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけれ>


若山牧水です。

ふと記憶がよみがえって‥‥‥あ、この歌は父からきいた歌だった。


中学校以降、

わたしは父と外出することがなくなりました。

しぶとい反抗期のあとは高校紛争と学生運動の季節があり、親と口をきくことのない日々がつづいていたのだと思います。

a0278809_10551403.jpg

冷たい息子をよそに、

父は晩酌にひとり杯をかさねます。

もっともそれで機嫌がわるいわけではなく、ときに歌など口ずさみ、

「酒はしづかに飲むべかりけれ」の心など勝手に講釈するのでした。

この歌はそうしてわたしの記憶に棲みついた。


学生運動の季節も去り、

わたしが家庭をもったころに父は身体をこわします。

a0278809_10553941.jpg

胸をひどく痛めて、入退院をくりかえすようになりました。

好きだった酒もほとんど断つことになります。

なので、ようやく大人同士の酒が呑めるようになったのに、外で酒席をもつ機会はなかった。

わずかに浅草の駒形か暮六つでの数回の記憶しかありません。


牧水の歌をひもといていたら、懐かしい歌がまた出てきました。


<人の世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにのたのしみ>

<それほどにうまきかと人のとひたらばなんと答へむこの酒の味>


どちらも父から聞いて憶えた歌です。

父は牧水を読んでいた♪


<わがいのち空にみちゆき傾きぬあなかすかなり遠ほととぎす>


一日一升

酒をこよなく愛した牧水ですが、酒毒に犯され短い生涯を閉じることになります。


酒を禁じられた牧水が、家人に隠れて盗み酒をする歌‥‥‥


<足音を忍ばせて台所にわが酒の壜は立ちて待ちをる>

a0278809_10560525.jpg

酒呑みのいやしさは、

まず下戸のかたには理解できないところでありましょうが、


牧水同様 酒を断たれた晩年の父には、

この歌が、おかしくも哀しくも心にしみとおったに違いないと思うのです。


<かたはらの秋ぐさの花かたるらくほろびしものはなつかしきかな>


# by march_usagi | 2019-04-13 00:00 | 秘密の本棚 | Trackback | Comments(2)