子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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京の染め物やさんと漬けものやさん

「三月うさぎのTシャツ」をつくっていただいた染工房遊さんにお邪魔しました。
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伝統的な西陣の技術を守りながら
新しいさまざまな製品づくりにもチャレンジしている意欲的な工房です。
毎年お世話になった方にさしあげている小物類も、こちらの工房で仕上げていただきました。
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今回はTシャツのお礼がてら、職場も拝見させていただきました。
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とりあえずいただいてきたのがこの巾着‥‥‥家紋入りで
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お金をいれるとこんな感じ。
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お値段はひとつ730円‥‥‥お買い得だと思います。
これのお兄さん格でやはり家紋入りの札入れがこちら
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裏地に北斎の肉筆画を特注して、
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しかも爪を手作りで作っていただいたのですが、
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お値段は2300円‥‥‥なんだか申し訳ない気がします。


もう一軒、京都にいったときに必ずよるのがお漬物やさん、田中漬物舗というお店です。
姉たちが20年以上前にみつけたお店なのですが、それ以来わが家も大の贔屓にしています。
定番はこれ
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『山城の里』と名づけられた胡瓜のしば漬け‥‥‥さわやかな酸味としゃきっとした歯ごたえがたまりません。
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ついでなので他にも何種類か買ってまいりました。
問題はあまりにご飯がすすんで、結果こんなになってしまうこと‥‥‥
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やはり欠点と云わねばならないのでしょうね♪
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# by march_usagi | 2012-11-10 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(2)

賀茂川のほとりで

京の町という大都会をながれるわりに、賀茂川は自然な河川の趣をうしないません。
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お名前由来のカモはもちろん、
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澄んだ流れのそこここに
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たくさんのサギの姿が見られます。
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わたしの住んでいる神奈川では頑なに不動のアオサギも、このあたりでは活発に小魚をあさっていたりして‥‥‥
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賀茂川は出町柳で高野川と合流して鴨川となり、
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四条までくだると右岸に河原町、左岸に祇園‥‥‥もちろんこちらも大好きです♪
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# by march_usagi | 2012-11-03 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

下鴨神社の朝

日本にどのくらい神社があるのか知りませんが、どこが一番好きかと訊かれたら、京都の下鴨神社と答えたい気がします。
定宿が賀茂川沿いの出町柳の少し上流にある関係で、そこにお世話になるときは朝ごはんのまえに下鴨神社にお参りします。
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賀茂川の橋を渡って5分ほどの距離でしょうか‥‥‥
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さくさくさくさくと玉砂利の参道を踏みしめて鳥居をくぐると境内にはいるのですが、ただいま改修工事の最中で橋殿の鑑賞はお預け‥‥‥
でも国宝の楼門をはじめ、
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平安の香りに満ちた境内はカメラうさぎにはたまりません。
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とりわけお気にいりは、表参道をとり囲む糺の森‥‥‥
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樹間をはしる水、空に抜ける木立、やわらかな下草、掃き清められた道‥‥‥人間と自然との巧みな調和がここにあるように思えます。
とはいえ‥‥‥
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ここの草は食べちゃダメっ♪
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# by march_usagi | 2012-10-27 00:00 | わたしのお寺と神社 | Trackback | Comments(4)

芒ぼうぼうと

二つに裂けて傾く磐梯山の裏山は
険しく八月の頭上の空に目をみはり
裾野とほく靡いて波うち
芒ぼうぼうと人をうづめる
‥‥‥後略

高村光太郎  『山麓の二人』の一節です。
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    (『智恵子抄』高村光太郎‥‥‥草野心平編『高村光太郎詩集』角川書店)


磐梯山ではありませんが、この詩に詠まれたような風景が観られるかなと、箱根は仙石原を訪れたのは昨年の9月のことでした。
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確かに見渡す限りの芒の原‥‥‥「芒ぼうぼう」なのは間違いありません。

ただ残念なのは、この原を周遊できる道がないこと、
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一直線の道が200メートルほど延びているだけ‥‥‥
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行き止まりでUターンしてそのまま引き返すしかありません。
ほんとはあてもなくふらついてみたかったのですが、それはここでは許されていないみたい。
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いささか欲求不満で帰りの道をたどっていたら、「箱根湿生花園」の案内を見つけました。
なにやら湿原植物が観られるらしい‥‥‥
試しにはいってみたら、これがちょっとした秘密の花園でした。
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気にいったのはこの実験地‥‥‥
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箱根の本来の湿原植物群落を回復しようという試みで‥‥‥
冬のあいだ枯れ野に火をいれて表層を焼き、春から夏、秋にかけて、自然に湿性植物の繁茂するのを見守ります。
こういった成熟した配慮が一番うれしい♪
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「湿生花園」は仙石案内所のバス停から10分かそこら。3月下旬~11月末まで開園しています。
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# by march_usagi | 2012-10-20 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

神さまの木

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箱根は旧街道を登りのぼってようやく芦ノ湖が見えてくるあたり、脇道に鳥居の立っているのが目にはいりました。
真新しい注連縄が、白い紙四手も清らかに細い参道を区切っています。
正直こういうのに私は弱い‥‥‥つい跡をたどってみたくなります。
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小さなお社があるものと思いました。お稲荷さまか八幡さまか、古い鈴のさがった、扉の格子から中の様子が窺われ、奥にご神体の鏡が見えるような、 そう、祠といった方がよいような小さなお社‥‥‥
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段々をのぼると鳥居がまだつづきます。どんなお社が現れるのか‥‥‥

なのに、のぼりきったあたりにお社はありませんでした。 祠と呼べるものもなく‥‥‥
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ふた坪ほどの広場の真ん中にたくさんの枝をもつ菩提樹が一本、注連縄をはり、木の根方に賽銭箱が傾いておかれているだけ。
「あ」と思いました。
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これはご神木‥‥‥木そのものが神さまとなっているところ!

かつてこの国に、蛇やけもの、鳥やさかな、木や岩や川や森、山そのものが神だった時代がありました。ひとは直接これらの自然を神と崇め、尊びました。
ときがたち、古事記にみられるようなひとの姿をした神さまたちが勢いを増すにしたがい、本来の神さまであったこれらの自然物は神の降臨するただの物体、つまり依代(よりしろ)として背景に退けられていきます。 ひとの神の名を冠したはなやかな神社の拝殿の裏に、あるいは本殿の奥の間にこっそり安置されるようになってしまいました。
けれど、それらこそ本来この国の神さまたちだったのです。
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わすれられてしまった神さま、
自然そのものであった神さま
もうこの国では姿のみられなくなった古い神さま‥‥‥
それがここ箱根の山中に生きていらっしゃった。 なんとまあ新鮮な喜びです。
鳥居で結界を結び、注連縄で聖なる空間を区切り、その中央に端然といまします神そのものの木‥‥‥木への信仰が生きているのは、真新しい注連縄と真っ白い紙四手が証明しています。
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アニミズムは原始的な信仰と呼ばれるかもしれない。けれどそれは自然と人々とを素直につなぐ懸け橋のようなもの‥‥‥科学と技術のあり方が根本的に問われている今だからこそ、ひとは自然を崇め、尊ぶ心をとりもどさなければならない‥‥‥
わたしはしばしのあいだ木の前に立ちつくしていました。
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# by march_usagi | 2012-10-13 00:00 | 道ばたの神さま | Trackback | Comments(2)