子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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卯月の鎌倉

いったんもどりかけた冬でしたが、

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4月の声に、季節は春の装いとなりました。

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北鎌倉にあたたかな陽ざしが舞います。

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大本山円覚寺。

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同じく建長寺。

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ウグイス、ホトトギス‥‥‥

若葉の季節がはじまります。

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# by march_usagi | 2017-04-08 00:00 | そぞろ歩き | Trackback | Comments(2)

春をよぶ水芭蕉‥‥‥箱根

尾瀬に夏をつげる水芭蕉も、

箱根では春をよぶ花。

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仙石原の湿性花園では、これからが見ごろとなります。

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木々の根元には緑の息吹‥‥‥

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カタクリも咲きはじめました。

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大気はまだまだ冷たいけれど、

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春はいっせいによみがえっています♪


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# by march_usagi | 2017-04-01 00:00 | 生きものたち | Trackback(2) | Comments(2)

歳をとることの孤独と悦びと(誕生日に思うこと)

「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」

なんてヴェルレーヌの言葉をひいて自殺したのは太宰治です。


わたしとしては「歳をとることの孤独と悦びと」、これなら二つわれにあるな。

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知人の亡くなるのはつらいものです。

肉親はいうまでもないけれど、

とりわけこたえるのは幼いころからの友だち‥‥‥

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そのひととともにすごした記憶が、そっくり死者の領域にしまわれてしまう。

しかも広がる‥‥‥

年寄りは日増しに孤独です。


一方で、

これは齢とってみてはじめてわかったことですが、意外に楽しい。

まずは仕事の呪縛からの解放!

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仕事は「必要」からするもののはずなのですが、

いつかそれが自己目的化してしまう。 ときに人生の意義にすらなってしまう。

ワーカホリックなんて悲しいことば、ありましたね。

あれからきっぱり自由になります。

これはとてもうれしい。


もうひとつ、

過去からの解放!

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中島みゆきさんの曲で「傾斜」という唄がありました。

「忘れっぽいのはステキなことです‥‥‥」

なんて歌詞唄っています。

そう、老人は物忘れがひどくなるのですよね。

でもそれは存外よいことなのかもしれない。

過去にしばられない‥‥‥ということは、云ってみれば過去の辛い思いから解き放たれる。

ひょっとしたら未来志向で生きていけるかもしれない!

忘却力がパワーアップするのだ、とわたしはひそかに嘯いています。


齢とることは確かにさみしく困ったことだけれど、

よいことだってなくはない。

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どちらも噛みしめながら、わたしはのこりの時間、生きていきたいと思うのであります。


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# by march_usagi | 2017-03-25 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(4)

ハヤブサふたたび

昨年同様、

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指南番のK君につれられて、バード・ウオッチングにでかけました。

野鳥の会の古参会員だけに、鳥のちょっとした気配も見逃しません。

「声がするけど‥‥‥いたいた」

指さすさきを観れば

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エナガが枝から枝に飛びうつっています。


「わりと珍しいよ」

紹介してくれたのは、

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オカヨシガモ‥‥‥めだたないけれど、スマートなカモでした。

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なんだ、トビかと見過ごしそうですが、ノスリです。

至極おっとりしたタカです。


川のほとりで

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コブハクチョウや、

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ユリカモメをながめていたら、急に大気がはりつめました。

ドバトが礫のように飛んできたと思ったら、

背後からはるかに高速の二羽の影‥‥‥ハヤブサの狩りです。

一羽がゆく手を阻む角度でななめ前に、もう一羽がハトのまうしろに迫ります。

あわやというところで身をかわしたハトを、二度、三度と攻撃、

うまくいかなかったハヤブサたちは、一瞬高く舞いあがって

今度は数百メートル先の別のハトの群を襲います。

真っ二つに割れるハトの群‥‥‥

全部で15秒もかからなかったと思うのですが、すさまじい光景でした。

カメラを振りまわしても、あまりの速さに追いつかず、

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かろうじてシャッターの切れたのがこの2枚‥‥‥

しかたないよね、新幹線の2倍もだすっていうし!

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昼は手打ちのおそばやさんで、「鴨汁せいろ」‥‥‥

「カモを見て、鴨を喰うか、これ基本だよね♪」


充実の鳥の一日でした。


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# by march_usagi | 2017-03-18 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

大野彩さんの絵

子どものときから絵が好きでした。

小学校にあがる前、近所に仲よしの女の子がいて、

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その子の家の縁側で、いつもならんでスケッチブックを開きました。

「白いところも、ちゃんと塗らなくちゃだめよ」

と云われ、そんなものかなぁ、と思いながら白いクレヨンをとりました。


その女の子が、大野彩さんです。

今は日本のフレスコ画界の第一人者‥‥‥うっとりするような作品をつぎつぎに描いてくれます。


わたしの家にいる一枚はバラの絵‥‥‥

彩さんのアトリエで何十日も咲きつづけた切り花というのですが、なんでそんなにもったのかわかりません。

「ばらこ」と名づけ、日々その姿を描きました。

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この絵もその何日目かのもの、

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キッチンの横の、朝日のさす壁にかざりました。


もう一枚が、

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やはりバラが主役のこの作品‥‥‥

暗めの漆喰の背景に、白いバラの造形が置かれている。

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よく見ると掛け軸の表装が使われているのに気づきます。

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バラの背部には、布の箱のようなもの‥‥‥彩さんのお母さまがもっていらした古い布地だそうです。

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古い家屋の暗い床の間に飾られた一幅の絵、そこに現代的なバラが咲きだしている‥‥‥

じっと観ているとそんな感じがしてきます。

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金をまとったバラは実にゴージャスで現代的、

これは現代に生きる女性じゃないかしら?

でもそのなかには、やはり年ふりた女の系列がつみ重なっていく‥‥‥


ときの流れと輝きかな?

ふとそんなこと思いました。


西の陽と、北の反射ののこる部屋にかけて、眺めています。


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# by march_usagi | 2017-03-11 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(2)