子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
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ハヤブサふたたび

昨年同様、

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指南番のK君につれられて、バード・ウオッチングにでかけました。

野鳥の会の古参会員だけに、鳥のちょっとした気配も見逃しません。

「声がするけど‥‥‥いたいた」

指さすさきを観れば

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エナガが枝から枝に飛びうつっています。


「わりと珍しいよ」

紹介してくれたのは、

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オカヨシガモ‥‥‥めだたないけれど、スマートなカモでした。

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なんだ、トビかと見過ごしそうですが、ノスリです。

至極おっとりしたタカです。


川のほとりで

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コブハクチョウや、

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ユリカモメをながめていたら、急に大気がはりつめました。

ドバトが礫のように飛んできたと思ったら、

背後からはるかに高速の二羽の影‥‥‥ハヤブサの狩りです。

一羽がゆく手を阻む角度でななめ前に、もう一羽がハトのまうしろに迫ります。

あわやというところで身をかわしたハトを、二度、三度と攻撃、

うまくいかなかったハヤブサたちは、一瞬高く舞いあがって

今度は数百メートル先の別のハトの群を襲います。

真っ二つに割れるハトの群‥‥‥

全部で15秒もかからなかったと思うのですが、すさまじい光景でした。

カメラを振りまわしても、あまりの速さに追いつかず、

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かろうじてシャッターの切れたのがこの2枚‥‥‥

しかたないよね、新幹線の2倍もだすっていうし!

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昼は手打ちのおそばやさんで、「鴨汁せいろ」‥‥‥

「カモを見て、鴨を喰うか、これ基本だよね♪」


充実の鳥の一日でした。


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# by march_usagi | 2017-03-18 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

大野彩さんの絵

子どものときから絵が好きでした。

小学校にあがる前、近所に仲よしの女の子がいて、

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その子の家の縁側で、いつもならんでスケッチブックを開きました。

「白いところも、ちゃんと塗らなくちゃだめよ」

と云われ、そんなものかなぁ、と思いながら白いクレヨンをとりました。


その女の子が、大野彩さんです。

今は日本のフレスコ画界の第一人者‥‥‥うっとりするような作品をつぎつぎに描いてくれます。


わたしの家にいる一枚はバラの絵‥‥‥

彩さんのアトリエで何十日も咲きつづけた切り花というのですが、なんでそんなにもったのかわかりません。

「ばらこ」と名づけ、日々その姿を描きました。

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この絵もその何日目かのもの、

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キッチンの横の、朝日のさす壁にかざりました。


もう一枚が、

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やはりバラが主役のこの作品‥‥‥

暗めの漆喰の背景に、白いバラの造形が置かれている。

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よく見ると掛け軸の表装が使われているのに気づきます。

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バラの背部には、布の箱のようなもの‥‥‥彩さんのお母さまがもっていらした古い布地だそうです。

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古い家屋の暗い床の間に飾られた一幅の絵、そこに現代的なバラが咲きだしている‥‥‥

じっと観ているとそんな感じがしてきます。

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金をまとったバラは実にゴージャスで現代的、

これは現代に生きる女性じゃないかしら?

でもそのなかには、やはり年ふりた女の系列がつみ重なっていく‥‥‥


ときの流れと輝きかな?

ふとそんなこと思いました。


西の陽と、北の反射ののこる部屋にかけて、眺めています。


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# by march_usagi | 2017-03-11 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(2)

シーベルトってなんだっけ

6年の歳月がながれました。

再稼働をめぐる若干をのぞき、原発の報道は影をひそめています。

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先日めずらしく炉の内部に関する報道がながれました。

燃料棒がメルトダウンし、炉心の下部、へたをするとその下まで融けおちているかもしれない。

炉内には線量530あるいは650シーベルトの箇所が存在する、

ひとなら1分で即死するレベル云々‥‥‥


はて「シーベルト」って、なんだっけ?


くだいて云えば、ヒトが受ける放射線の量のこと。

大切なことはふたつ、

生き死ににかかわるということと、

消えずに蓄積するということです。


まず生き死にですが、

マイクロとかミリのつかない、ただのシーベルト、つまり1シーベルトとか5シーベルトとかは、ストレートに死の単位です。

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2シーベルトの被曝で、ヒトの5%が死にます。

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4シーベルトで50%

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8シーベルトで生きているヒトはいなくなります。100%の死です。


ついで蓄積の問題ですが、

たいていの毒物とちがって、放射線は体外に排出されません。

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去年100ミリあびて今年100ミリあびたら、あなたの貯金は200ミリシーベルト、

貯金が数百ミリシーベルトなんてことになれば、墓場はもう目の前です。

一回なんミリ以下なら安全ということもありません。


なので530シーベルトに達している炉の内部が、どんなに怖ろしいものかはご理解いただけたと思います。

線量は毎時ということでしたので、1分あたりは

   530÷60分=8.8シーベルト

そう、だから1分あびれば即死、と報道されたのです。


作業用のロボットも2時間で壊れてしまうということでしたね。

ロボットの許容量は1,000シーベルトだそうで、

530×2=1,060

なるほど、確かにだめなんでしょう。


福島の大きな問題は、未だに正確な状況がつかめていないということです。

燃料を20年からとりだすと云っていますが、その燃料がどうなっているか、確かめることすらできない。

ヒトはもちろん、ロボットだってもたないのですから。


もうひとつシーベルト関係で忘れていけないのは、避難地域の指示解除基準のこと。

事故前、年間1ミリシーベルトだった基準が、20ミリシーベルトに緩和された‥‥‥云いたいこといっぱいありますが、ここではちょっと置いておきます。


にしても、年間20ミリってなにを意味するんだろう?

20ミリを毎年浴びるとどうなるか‥‥‥

   0.02× 30年=0.6シーベルト

   0.02× 50年=1シーベルト

   0.02×100年=2シーベルト

2シーベルトは「死」の単位でしたね。

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微妙な数値です。


これって、つまり死因があいまいになる境界値じゃないかしら?

被曝が直接の死因と疑うには、100歳まで生きなければならないし‥‥‥


国や企業からすれば被曝が原因とされる死者はだしたくない、

でも避難にたいする補償は減らしたい、

どちらをも満たすような満たさないようなあいまいな境界‥‥‥

それが「年間20ミリシーベルト」の根拠ではなかったのでしょうか?


むつかしいことで煙に巻こうとしているけれど、本音はこうなんじゃない?

一度質してみたいものだと思います。


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# by march_usagi | 2017-03-04 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(2)

ルリビタキ

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川べりの小道をあるいていたら、

藪のなかで、ジャッジャッ、という声がしました。

ついで低くとぶ小鳥のすがた、

ウグイスです。

声はよく聞くけれど、滅多に姿を見せない鳥、

小枝ごしにシャッターを切りました。


撮れたっ! と思ったのですが、

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写っていたのは小枝のみ‥‥‥逃げられてしまったようです。

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池の周囲には先日の雪がのこっていました。

くやしいなぁ、と思いながら湖面をみます。

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ヒドリガモと、

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コガモ‥‥‥

ついこのあいだまで地味なエクリプスの羽色だったのが、美しい繁殖期の羽にかわっています。

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水草を食べているらしい。

見ているうちに、気もちがおちつきます。

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獲物をねらうダイサギと、

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その足元をすりぬけるバン。

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それにしても、ここの鳥はヒトをあまり怖れません。

300mmしか持っていなかったのですが、ここまで寄らせてくれます。

そんな森の入り口で、

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思いがけない鳥にあいました。

ルリビタキです! こんな近くにきていたんだ!

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撮りそこねた哀しさは、これできれいに報われました。

ウグイスなら、またチャンスを待てばいいものね♪

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# by march_usagi | 2017-02-25 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

鍋パーティー

すぐご近所に、高校の同期生のおうちがあります。

カミさんともふるい友だちで、家族ぐるみのお付き合い、

年になん回か、そろってパーティーをひらきます。

バーベキューならポーチのあるSさん宅で、

鍋や刺身だったらわが家で‥‥‥

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で、今年はずいぶん遅めの新年会となりました。

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具材は豚バラ1kgと、

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鶏のひき肉500g‥‥‥

大人5人だと少し多いかな、と思いつつ、

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カキも一応。

鍋はちゃんこ仕立てです。

鶏ガラスープを基本に、塩、みりん、しょうゆで味を調え、

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ゴマをどっさり、

ごま油でコクをつけました。

主役は鶏のつくね‥‥‥

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長ネギとタマネギのみじん切り、味噌、生姜、片栗粉、卵をいれ、

ここでもゴマ、ごま油をくわえます。

鶏の分量よりほかの具材が多いので、さっぱりとしたしあがりになります。

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ごりごりと粘りのでるまですって、

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スプーンでぽとぽと落としたらみんなで煮えるのを待ちます。

野菜と豚バラも美味しいな♪

ひたすら食べて呑んで、春の夜は更けていくのでありました。

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渇きに目ざめれば、はや夜明け、

昨夜の酔いが大気に溶けていきました。


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# by march_usagi | 2017-02-18 00:00 | おいしいもの好き? | Trackback | Comments(2)