子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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味噌のできばえ

昨年11月に仕込んだ、初めての味噌‥‥‥
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ひたすら眠りつづけておりましたが、どうなっているでしょう。
師匠は梅雨の頃にいったん開け、カビがないかを確認せよ、
と指示してくれたのですが、

いよいよその時期がきたようです。
開けてみます。
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おう、ちゃんと味噌色してる!

カビは、
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思ったほどではありませんが、やはり生えています。
師匠はカビがあれば表面こそぎ取り、また密閉して寝かせるのだよ、とおっしゃる。

きれいにとって、

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ねんのため再度消毒‥‥‥50度のウォッカを

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霧吹きしました。

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でもせっかくこうして姿あらわしたんだし、
味をみない、って手はないよね♪

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試してみました。
ふむふむ、‥‥‥ちゃんと味噌の味、あたりまえか!

でも思ったよりずっと上品でさわやかな味わい、
軽い酸味とほんのりした甘さ‥‥‥なんかこう期待以上の出来だな、
と、つまりこれが「手前みそ」

あとは師匠のおっしゃる通り、秋までもちょっと寝かせます。
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できあがり、楽しみだなぁ♪
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by march_usagi | 2016-07-30 00:00 | おいしいもの好き? | Trackback | Comments(2)

膝を痛めた!

膝を痛めてしまいました。
ここしばらく、右膝を深く曲げると辛いな、と感じていたのですが、
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なりゆきで長時間正座をする羽目になっちまい‥‥‥

そのときは特に感じなかったのですけれど、4~5日したら急に痛みがはじまりました。

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踏みだして体重の乗ったときに、お皿の前と膝の裏側が痛む。
やっちゃったのかなぁ?

膝をつぶして歩行がむずかしくなった友人も何人かおりまして、
つい悪いほうへと想像してしまう。
歩けないと困るしなぁ‥‥‥

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こんなときは悩んでいるよりまずお医者‥‥‥足引きずりながらご近所の整形外科にまいりました。

診断の結果は筋肉の炎症‥‥‥
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なんでも軟骨が少し減ってきて、正座したときに骨同士がこすれてしまったらしい、
そこの付け根の筋肉が炎症おこしちゃったというのですね。

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炎症と痛みをおさえる薬と湿布いただきまして、これで様子見てください、とのこと、‥‥‥たいしたことではなさそうです。

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驚いたのはサポーター‥‥‥
サポーター使うといいですよ、と云われ、薬局でもとめたのですが、

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なんでも膝を十文字にささえ、痛みをおさえ、歩行を楽にするとか‥‥‥

ほんとうでした! 
膝がまっすぐ正しい角度で動きます。筋肉の曲げ伸ばしを繊維の弾力で助けられている感じ‥‥‥歩くのが俄然 楽です。だから痛みも少ない。
きっと人間工学なんてものが応用されているんでしょうねぇ。


さいわい痛みは2日ほどでひいて、普通に歩けるようになりました。
まずはめでたし、めでたし。
ただし、正座や膝を深く曲げる動作は禁じられました。
ちょっと不便はあるかも‥‥‥

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ホームセンターで、こんなもの買いました。
鳥観るときや、孫の運動会にも使えそうだし、

きっと集会にも役だつね♪
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by march_usagi | 2016-07-23 00:00 | そのほか | Trackback | Comments(2)

ちょっと、遠くへ行きたい

『遠くへ行きたい』という歌がありました。
たしかジェリー藤尾さんが唄っていらした。 鼻にかかったハスキーな唄声が、耳にのこっています。
60年代から70年代初め、
政治の季節に疲れかけたころ、現実から逃れてちょっと違う人生を味わってみたい、そんなひそかな逃避願望が託されていたように思えます。
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わたし自身、あてのない旅をした記憶があるくらい。

もっともこの歳になればかようなセンチメンタリズム、かけらものこっておらず、
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限りある人生で見残したところがあれば無性に悔しい‥‥‥ただそれだけのさもしさであちこち駆けまわるのですが‥‥‥

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ある日、降りたことのない駅に目がとまりました。
愛甲石田って、愛甲郡の愛甲だよね、
『源平盛衰記』にもそんな名の武士がいたな。
畠山重忠を射止めたのはたしか愛甲三郎だったな‥‥‥

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てな衝動で降りてはみたものの、外見はまったく面白味のない駅であります。

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ただ近くに一部大山街道の旧道がのこっていて、

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路傍のそこここに神さまや仏さまが鎮座されている。

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菩薩のお顔の部分が欠けてしまったのでしょうか、大胆な代用です。

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支流を渡ると、南北に相模川の河川敷が伸びておりまして、

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スポーツする若者の声がひびきます。

小高い土手には草をわけた一本道‥‥‥
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こういった道、むちゃくちゃ好きだなぁ。

ぐるっと回って、相模線に乗ろうと思いました。

問題はすぐ川向こうに駅があるのに橋がない。
くだりに下ってたどり着いたのが、
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戸沢橋、
30分は歩いたでしょうか。

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見おろせばアユ釣りの竿‥‥‥
川面に夏の光が踊っておりました。

ちょっとだけ遠くに来たな、‥‥‥そんな気がいたしました。

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ところで『遠くへ行きたい』って番組、まだやっているんですね‥‥‥
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by march_usagi | 2016-07-16 00:00 | そぞろ歩き | Trackback | Comments(2)

記憶の風景

風景は変わります。

わたしの育った横浜の町は、学校と病院、商店街の一帯をはずれると一面の田んぼでした。
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田のあいだを境川と支流の宇田川が流れ、
春の土手は冬眠から覚めたヘビたちでにぎわっていました。

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いま、その面影はありません。

それはこの土地が、かつての生業を断ち、郊外の住宅地に変貌したからにほかなりません。
風景が変わったのは、土地そのものが変わったからでした。

一方で、心の風景が変わる場合もあります。

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父に負われて移り住んだ大田区の神社を訪ねたのは3つかそこらのこと‥‥‥
階段は険しく、獅子狛犬は恐ろしく、境内は無限の闇に消えていくように思えました。

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半世紀も経てたずねてみると、なんともこじんまりとしたひなびた社‥‥‥境内は猫の額ほどもありません。

意外に感じたのはたぶん、風景を見る自分の心の変化に気づかなかったからだと思います。

では慣れ親しんだ場所はどうなのか?

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たとえば銀座‥‥‥

学校をでてはじめて勤めたのは銀座6丁目、
新橋、築地と勤め先は変わりましたが、いずれも銀座を庭にしたような一帯‥‥‥ショッピングも夜の徘徊も、現役のあいだほとんどここでした。

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銀座は変わったように思えるし、

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そうでないようにも見える‥‥‥ただそれは外見からのお話です。

心のなかの銀座はどうだろうか?
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変わったのかなぁ、やっぱり。

思えばいまわたしは銀座のなかにいない気がする‥‥‥銀座をそとから眺めています、
だからなじまないなにかを感じる。

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風景は、内と外とで変わる、
それが齢を重ねるということなのかもしれません。
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by march_usagi | 2016-07-09 00:00 | そぞろ歩き | Trackback | Comments(2)

普通の人びと

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かつて、ナチスの収容所をいくつも取材したことがあります。

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オランダとドイツ国内の撮影をコーディネートしてくれたのは、ロルフさん‥‥‥
さっぱりとして礼儀正しく、まじめで正義感の強いひとでした。

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ザクセンハウゼン収容所にのこる人体解剖台‥‥‥

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ブーフェンバルト収容所で、囚人の死体を焼却した炉‥‥‥


ことばに詰まるようないくつもの施設を、丁寧に案内してくれました。
几帳面で優秀な、いかにもドイツ人らしい方でした。

取材のあいだも、帰ってからも、ずっと不思議に思えていたことがあります。
ロルフさんをはじめ、ドイツで接触した人びとは、みな親切で丁寧で、穏やかな方たちばかりでした。
世代も立場も違うとはいえ、人類史にのこる大虐殺をおこなったドイツ人とはとても思えない。
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         『シリーズ20世紀の記憶』1937-1945毎日新聞社

しかし、ひるがえれば、同じことがわたしたち日本人スタッフに対しても云われたことでしょう。
中国で、朝鮮で、アジアの広い地域で、あなたたちの父兄は何をしたのか、
ここにいるあなたたちは誰なのかと‥‥‥

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       『普通の人びと』クリストファー・ブラウニング著 筑摩書房

だいぶ前ですが、こんな本を読みました。
ナチスでも、国防軍でもない、一般の警察官で組織した予備大隊‥‥‥云ってみればドイツの二軍か三軍にあたるような組織ですが、‥‥‥招集されてユダヤ人の殺戮を命じられる。
無論経験などあるわけもないし、考えたことすらない人びと‥‥‥そんな男たちが個人的にはなんの恨みもない男女を殺さなければならなくなるのです。
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                    前掲書より

最初のうち心理的抵抗をしめしていた隊員たちですが、任務がすすむにつれて、
「多くの隊員は殺戮に関して感覚が麻痺し、無頓着になり、さらに幾つかのケースでは熱心な殺戮者にさえなった。」
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                      同

平時であればごく平和で穏やかな人びとが、なぜかくもおぞましい犯罪者に化してしまうのか‥‥‥考えさせられてしまいます。

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ある観点から答えをあたえてくれたのが、この本です。
フィリップ・ジンバルドーによる『ルシファー・エフェクト』

社会学や心理学の本で時おり目にしていた「看守と囚人の実験」の詳述です。
心身ともに完全に健康な大学生を二組に分け、片方は看守役を、残りは囚人役をするように命じます。条件はそれだけ。
模擬監獄にいれ、数時間も経たないうちに看守のいじめが始まりました。それはサディスティックにエスカレートし、囚人役の数人が精神的な変調をおこすに至ります。
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ひとは状況によって悪になる‥‥‥それがジンバルドーの結論です。
多少の個人差はありますが、異常な状況に落とされたとき、ひとは平時に描いていた自己像ほど強くも正しくもいられない‥‥‥状況に人格まで支配されるのだ、と。

そうであるならば、‥‥‥ここからがジンバルドーの面目躍如のところですが、‥‥‥そうであるならば、ひとに悪を強いるその状況・システムそのものをなくさねばならない。

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米軍によるイラクのアブグレイブ収容所の虐待は、記憶に新しいと思いますが、ジンバルドーは虐待が、実行した個々の兵士の責任に矮小化されることに反対します。
そもそもジュネーブ条約の捕虜虐待禁止条項を無視し、「拷問もやむを得ない」と公言したのは、ときのアメリカの権力者ではないか。彼らこそ蛮行の責任者として裁かれるべきではないか、と。

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ひとは元来善でも悪でもない
悪になるとすれば、それは状況が、社会が、システムがそうさせるのだ‥‥‥そうジンバルドーは説きます。

ある意味で、それは救いと希望をもたせてくれる理論でもあります。
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by march_usagi | 2016-07-02 00:00 | 秘密の本棚 | Trackback | Comments(2)