子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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老いてひとは自由になる

歳をとることが、悪いもののように思えた時期がありました。
もちろん若いときの話です。

腰はまがるし、耳は遠く、目は見えなくなるし、‥‥‥
仕事をやめれば金もない。
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まるで世のなかのお荷物になってしまう。

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死が訪れるまでの時間つぶしのように思えていたのです。

でもいざ老いてみると、それがそんなに悪いものでもないことに気づきました。

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仕事であきらめていた楽しみを、も一度手にすることができる。

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暮らしの手立てでしかなかったものが、ちょっとした喜びになる。

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出張しか知らなかった遠出が、ほんとの旅になる。

もちろん身体の無理がきかなくなるのは困ったことです。
でもそれだって、無理する必要がなければ意味をもたない。
いたわりながら楽しめばいいのです。

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生きるために控えてきた自由ですが、ここらで発想を変え、
自由のために生きてみようかと、
そんなことを考えています。
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by march_usagi | 2016-03-26 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(2)

やけっぱちのハウステンボス

ほんとうは池島炭鉱に行くつもりだったのですが、ツアーの業者から連絡がはいり、波が高くて船がだせないとのこと‥‥‥
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車を借りていざ出発、というところだったので途方にくれました。
でもそこで一日のんびりしよう、なんて考えないのが生まれついての貧乏性、

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来ちゃったんですねぇ、ハウステンボス。

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「オランダ行ったの、おとんしかいないんだからね」と娘に評価を託されましたが、‥‥‥

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そのときはアンネの隠れ家の撮影で観光どころじゃなかったし、

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オランダみたいかといわれても、‥‥‥ねぇ‥‥‥
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とりあえず、こんなのないし‥‥‥

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「スリラーシティ」なんて一角もありまして、お化け屋敷だのモンスターハウスだのが集中しています。
娘とカミさんと3軒ばかり梯子しましたが、
少しも怖い方出てこず、さみしい思いをいたしました。

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にしても、どうしてこんなもん作っちゃったんでしょうね。

首かしげる思いは残りましたが、
ま、なんとなく一日は過ごせる‥‥‥そんな場所ではありました♪
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by march_usagi | 2016-03-19 06:08 | そぞろ歩き | Trackback | Comments(2)

文明は廃墟をつくる‥‥‥軍艦島遠景

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長崎で楽しみにしていたのは、「軍艦島」‥‥‥端島の探索でした。
もちろん「世界遺産」に指定されてしまったし、勝手に歩きまわれないのは承知です。

でも40年前に突然放棄された人工島を、この目と足で確かめることができる‥‥‥わくわくしておりました。
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結果は残念ながら上陸できず、

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うねりが強く、遊覧船を接岸できないというのです。

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まぁ、判断するのは船会社ですから、こちらは従うしかありません。

かわりに、島の周囲を右舷側、左舷側、両サイドから周遊することになりました。
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最盛時、この島には5,300人の人々が住んでおりました。
面積6haそこそこですから人口密度は83,000人/㎢‥‥‥世界一過密な町だったそうです。

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人々の暮らしを支えたのは石炭‥‥‥三菱の炭鉱からはきわめて良質の強粘結炭が豊富に掘りだされました。

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日本ではじめてつくられた高層コンクリートの学校。

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同じく日本ではじめて建設された鉄筋コンクリート製集団住宅。
家賃はただ、
水道、電気、風呂などのインフラは60年当時月10円しかかからなかったので、島民の暮らしは豊かでした。

その島が突然捨てられたのは国と資本のエネルギー政策が変わったからです。
豊富で良質な石炭を捨て、海外に依存する石油にすべてのエネルギーを転換しました。

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           (『シリーズ20世紀の記憶』1957-1960 毎日新聞社)


子ども心に憶えているのは、炭鉱の町でおこった大きな争議の数々‥‥‥
このあいだご紹介した「常磐ハワイアンセンター」(スパリゾートハワイアンズ)も、こうした閉山の結果うまれたものでした。
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島は1974年、いっぺんに放棄されます。
わずかな波で孤立してしまう島ですから、時間をかけておもむろに、というわけにはいかなかったのでしょう。
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残ったのは、かつてヒトが旺盛に生活を営んだその幻影だけ‥‥‥

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消えていった島影を、日本資本主義の残影とするのはまだ早すぎるかもしれません。
けれど文明はかならず滅びる。
その廃墟のまぼろしを、波のあいまに垣間見たような、そんな気のした午後でした。

                    (資料『軍艦島入門』黒沢永紀・実業之日本社)
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by march_usagi | 2016-03-12 00:00 | そぞろ歩き | Trackback(1) | Comments(2)

免許の更新

免許証更新がせまってきました。
あらためて見る免許の交付日は
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(平成23)2011年3月11日‥‥‥そう、あの日です。
午前半休で試験場に寄り、真新しい免許証を手に会社に着いたその午後に、震災が起こりました。
ここで思い出話をするつもりはありません。
被害は甚大だったし、復興は途上に過ぎない。わたしたちがやるべきことは、まだ無数に残っています。

とはいえ、地震と津波の被害はやがて乗りこえられていく、
失った生命はもどらないにしても、ひとの悲しみは癒されていくでしょう。
自然と時間の復元力は、やはり強靭なものだと思うのです。
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ただし、そうでないものがあります。
原子力発電です。いえ、「核」発電とよんだほうがいい。
平和利用の皮をかぶっていたけれど、本当は誰ひとり制御できない「核」の恐ろしい本性‥‥‥
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5年たっても福島原発は大気と海洋を汚染しつづけています。
膨大な汚染水、汚染土、汚染物質はもはや置き場すらありません。

それなのに政府と電力会社は原発の再稼動を急いでいる。
なんという恥知らずなひとたちでしょう。

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一方で、抗議を押しつぶす危ない動きも目だってきました。
改憲草案「緊急事態条項」‥‥‥
ふたたび震災や原発事故が起きたとき、あるいは戦争や「秩序の危機」がせまったとき、ときの政府が戒厳令を布告する‥‥‥国民の権利は停止され、政府を批判する集会や行動は禁じられる。
そんなことをもくろんでいます。

関東大震災では無数の朝鮮のひとびとが殺されました。
同じとき、無政府主義者や若い共産主義者たちも殺されました。‥‥‥治安維持を口実として。
災害と混乱を口実に、権力が暴虐をほしいままにする歴史をわたしたちは体験しているのです。
戦前の悪霊がこっそり舞いもどろうとしている‥‥‥そう危惧するのは、わたしだけでしょうか。
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年齢も重ねたことだし、免許の更新はひょっとして今度を最後にするかもしれません。
けれど3月11日の記憶と、それを契機に起こったさまざまな事態とのかかわりは、生きている限りつづくでしょう。
そんな思いにかられながら、免許証の日付を眺めています。
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by march_usagi | 2016-03-05 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(2)