子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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多摩のライオン

やはり多摩に行かなくちゃ‥‥‥そんな気分になりました。

ズーラシアにライオンがきたのはいいのですが、
雄は日がな一日寝こけているし、
同居を拒否した雌は、狭いケージを落ちつきなく歩き回る。
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なんかこう、も少し前向きなところ観たいな。

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そこで、多摩動物公園です。

ご存じ広いスペースに何頭ものライオンを放ち、見物人はライオンバスの中から観察する。
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以前来たのは、息子たちが小学校に入ったころ‥‥‥長男はよほど怖かったらしく、バスの中で盛大に泣いてくれました。
もっとも今日は写真が目当てなので、バスには乗りません。

なにかで読んだのですが、動物が一番生き生きとするのは開園直後、狭い檻から開放スペースに放たれた瞬間だとか‥‥‥それを待つことにします。
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おんなじこと考えてるおじさんたちとは別行動、
ライオン舎のうえでがんばることにしました。
バスの運行が10時からなので、それまでライオンはおうちの中。
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10時少し前、飼育棟が急に騒がしくなり、紛れもない吼え声が響きはじめると、
二頭の仔ライオンがとびだしてきました。

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つづいて雌のライオン‥‥‥

雄が、唸りながらでてきます。
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黄色い眼で睨みながら、「ンワオ、ンワオ、ンワオ」と威嚇します。
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ちょっと怖い。
これだよね、こんなのが観たかったんだよ!

とはいえ、猛々しいのはこの一瞬だけでありまして、
バスが運行しだすともうのんびり‥‥‥
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というか自堕落。

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人気を集めるのは活発なこの仔たちだけでありました。

まぁそうでしょうねぇ、
獲物あさる必要ないし、
順位は決定済みだし、
槍もって追っかけてくるヒトもいないし‥‥‥
ドラマなくてあたりまえか。

ただ、ちょっと気になることがありまして、
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イケメンがいない!

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雌や仔どもたちは、ごくノーマルな顔しています。
なのにここの雄はどうしてこんな面相なんだろう。
まるで15回フルラウンドで戦い、結果判定負けしたあとみたい。

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ちなみにこれは25年ほど前、同じく多摩で撮ったものですが、
わりと普通の顔でした。

はて、見えないところで、仁義なき戦いがおこなわれていたのでしょうか?
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ライオン園の池には、野生のアオサギやカワセミが翼をやすめます。
囚われの百獣の王を尻目に、自由を満喫しているようで、
少し哀しい対比ではありました。
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by march_usagi | 2015-10-31 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

ハロウィン・ギネス

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黒ビールが好き、

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なかでも、ギネスはお気にいりです。

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カミさんが買ってくれたハロウィン・パッケージ‥‥‥

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ま、中身はハロウィンと関係ないんですけれどね♪

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箱に、正しい注ぎ方が解説されています。
ふむ、ふむ、まず3時間以上しっかり冷やせとな。
静かに全量注いだなら、
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「119.5秒じっと待つ」なんて記載があります。
そのとおりやってみましたよ。

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こちら注いだ直後、‥‥‥褐色のこまかい泡がわきあがります。
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職業柄、ストップウォッチは手離せませんでしたが、‥‥‥
して、119.5秒後。
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黒々とした本体と白い泡とがきれいにわかれました。
クリーミーでまろやかな泡、その下にしっかりと黒ビールの香りと苦み。
なるほど、これだな♪
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ハロウィンだろうとなかろうと、ギネスはギネス‥‥‥お試しください!
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by march_usagi | 2015-10-24 00:00 | おいしいもの好き? | Trackback | Comments(4)

畳替えの幸せ

畳替えを怠っていたら、みるも情けないありさまに‥‥‥
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替えることにしました!
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やっぱり畳は新しいのがいいですね‥‥‥実感です。

ただし、
カミさんは古女房がよろしい。

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もちろん、
本音です♪
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by march_usagi | 2015-10-17 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(4)

建長寺のこと

彼岸の少しまえ、建長寺をおとずれました。
鎌倉五山の第一、臨済宗建長寺派の大本山です。
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記憶では14、5のころ来ているのですが、そのあと一度も足を踏みいれたことがありません。
隣の円覚寺のほうがもの寂びて美しいと、勝手に思いこんでいたのかもしれません。

山門の法話に、足がとまりました。
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「般若心経」のお話です。
菩薩はひとだ、ひとりひとりのひとだ、誰にもかわることのできないわたし、分割することのできない個人、あなた自身、そのひとりひとりなのだ。
その「菩薩=ひと」が「波羅蜜多」‥‥‥サンスクリットの「パルミータ」すなわち「彼岸」‥‥‥解脱し開放された世界に至る道筋をあきらかにしたのが「般若心経」だと云うのです。

「彼岸」にいたるには、
「旦那」‥‥‥長上先達にしたがうとか、
「布施」‥‥‥ものや悦びを分ちあうとか、
「精進」‥‥‥ひたすら練磨するとかいろいろ道はあるのだけれど、
一番大切なのは「智慧」を得ること。
「摩訶」‥‥‥広大無辺な
「般若」‥‥‥「智慧」‥‥‥「知識」ではありません
を得て「波羅蜜多」にいたる、この道の要諦が「般若心経」にこめられているというお話でした。
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それでなにかわかったわけではないのですが、「菩薩はひとだ」というひと言が心にのこりました。
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あらためてみると、いかにも剛健な寺院です。
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ご本尊は地蔵菩薩‥‥‥釈迦没後、弥勒があらわれるまでの56億7千万年、衆生を導く仏さまという‥‥‥
ふと「菩薩はわたしの中にいる」という思いがわきました‥‥‥たいへん大それた、罰があたりそうな考えなのですが。
ひとは誰も「煩悩」にさいなまれながら、日々の暮らしをつづけます。
辛いこと、厭なこと、汚いことだっていっぱいある。
でもそうでありながら、やはり救われたい、心の清浄を得たいとひそかに思っている‥‥‥そのより良きもの、今と違うなにものかになりたいという思い、そう思う主体が、そのひと自身の「菩薩」ではないか‥‥‥
だから地蔵は衆生の先達‥‥‥つまり先輩なのだ。命じるのではない、うえから「慈悲」をたれるのでもない。ともによりそって歩いていく‥‥‥
なにかイエスに似ているな‥‥‥わたしはしばらく、この素朴な菩薩像を眺めていました。
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豪奢な唐門の奥では、お寺主催で、東北大震災支援の「コンサート」をひらいています。
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お寺ですので、主役は和楽器です。

禅寺と云うと、禅問答みたいに孤高で取り付きにくいイメージがあったのですが、ここはどうもそれだけでないらしい。
古都によくある「撮影禁止」なんて看板もありません。
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仏殿の裏では家族連れが気楽にお弁当をつかっている。

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なんたってお地蔵さんがご本尊だもんな、‥‥‥

僧侶には無論厳しい修行と学問が強いられるのでしょうけれど、ここは閉ざされていない、そう感じました。
建長興國禅寺‥‥‥肩の力をぬいて訪ねたいお寺だと思います。
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by march_usagi | 2015-10-10 00:00 | わたしのお寺と神社 | Trackback | Comments(4)

秋のはじまり

夏の終わりが嫌でした。

祭りの終わるのがつらかったのだと思います。
退屈な二学期は永遠につづくような気がしました。
でも今はそうでもない。
夏はやはり好きですが、秋もまた楽しめそうな、
秋だからこそ味わえるものが見つけられるような、
そんな気がします。

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そう、わたしは「老いる」ということを語っているのです。

子どものころから、老いることを知っていました。
知りたくない知識でした。

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真夏の蝉時雨のさなかを
水泳パンツとバスタオルのはいったビニール袋をさげ、
ぽくぽくと乾いた土ぼこりをゴムぞうりではねあげながら、
あ、それでも夏が終わる、
僕は少年でなくなる、
やがて老人になる、
そんなことを思いながら海につづく道をたどっていました。

人生の夏は、無我夢中のうちに過ぎ、
長かったのか、短かったのか‥‥‥
たぶんあっという間だったのでしょう。

気づけば、わたしは老境の峠道に立っています。
背中のうしろに仕事だの、家族だの、酒だの、女だの、革命だの、し遂げたもの、遂げなかったもの、思ったもの、思いもしなかったもの、なにやかやが玩具箱みたいにつみ重なっている。

谷を越えてあなたを見やれば雪のつもったけわしい峰。
あ、最期にあそこを登るんだな。

そのとき、ぽんと肩をたたかれました。
ふりかえれば古い友だち‥‥‥歳月に名前も顔も忘れてしまったけれど、間違いなく昔の仲間が笑っています。
「ここにいたんだね、また会えたね」
かれは長い腕で山の斜面をなぞります。
なぞられたそのそばから、谷は黄金に彩られてゆきました。さらさらと稔った稲や麦になり、木々には重く果実がさがり、鹿や猪が顔をあげ、空に幾百の鳥の群が渡ってゆきます。
「ゆっくり降るんだ」
友人は黄金色の草原に足をふみいれます。
「時間をかけて、ゆっくりと。 あっちにもこっちにも寄り道しよう」

「置いていけよ」
過去のしがらみを振り返ったわたしにかれは云いました。
「重いものは、持たなくていい」

そう、だからわたしは秋に足をふみいれます。
鞄を捨て、時計を捨て、コンパスも捨てました。
眼鏡はまだ必要かもしれない。

ひとりひとりに秋はあるんだ‥‥‥広さも深さもとりどりだけれど、そのひとの生きてきた夏の稔りとして、ひとつひとつの秋があるんだ。
空に鳥が啼いています。
たんと味わうがいい。

そうしようと思います。
わたしの秋ははじまったばかり‥‥‥生まれたての活きのいい秋です。
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by march_usagi | 2015-10-03 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(2)