子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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わくわく菜の花

今年も春がめぐってきました。
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たぶん、この国の四季で一番うれしい季節。

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ただ花粉にさえ悩まされなければ‥‥‥
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シダのしげった斜面をくだると、
木の間越しに黄色い光が見えてきました。

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そこは、一面の菜の花。
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国語の教科書にのっていた
「いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな~」
あれは、山村暮鳥さんの詩(うた)だったのですね。
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わたしが小学生だったころ、横浜でも菜の花畑はいたるところで見られました。

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田の肥やしになるレンゲ畑もまた‥‥‥

でもいつか田や畑とともにこうした風景も消えました。

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ここの菜の花畑は、近在のお百姓さんが、自治体に協力して作付けしたもの。
ありがたいけれど、少し淋しい。
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さて、もう少しだけ寒いのを我慢すればっ、
すぐ目の前に青葉の季節‥‥‥

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おいしさもいっせいに花開く季節がやってまいります♪
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by march_usagi | 2014-03-29 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

酒と薔薇の日々

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父に教わって、
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たぶんこんな年頃から酒の味を知っていました。

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はじめて勤めたのも酒の会社‥‥‥

仕事は変わっても酒の縁は切れませんでした。
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齢60を越えて振りかえります。
酒とともに生きた日々のなんと豊かだったことか‥‥‥
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数えきれない失敗と‥‥‥

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それを忘れさせる限りない楽しさ。

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‥‥‥呑んで酔わず、呑まずして酔う‥‥‥
ひそかに酒道の極意と称して精進しますが、
‥‥‥なかなかたどりつけません。
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ともあれこの生のある限り、
ゆらゆらとゆらめく夢とうつつを行ききしながら、
酒のつぶやきに耳をかたむけていきたいと思う今日この頃です。

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by march_usagi | 2014-03-22 00:00 | おいしいもの好き? | Trackback | Comments(2)

ドストエフスキー・コンプレックス

世には文豪とよばれる作家がいらっしゃいまして、言語と時間をこえて人々の尊崇を勝ちえております。
シェークスピア、バルザック、トルストイ、ヘミングウェイなんて方たちがそうですね。
なかでも、ドストエフスキーは別格です。
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              <「ドストエーフスキイ全集9」河出書房新社より>

学生のころ、本読みの先輩がおりまして、膨大な蔵書をチラッと見せていただいたことがあるのですが、
ドストエフスキーの著作を何気なく引きだしてページをめくると、驚くなかれ、ぎっしりと書き込みがしてある!
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ドストエフスキーにはこんなにも深遠な思想が詰まっているのだ、かくも真剣に取り組まねばならないのだ‥‥‥頭を殴られたような気分になりました。
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そもそも初めてドストエフスキーを読んだのは中学生のころ、

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            <「白痴」ドストエフスキー著 小沼文彦訳 新潮社>

題名につられて『白痴』を読みましたが、

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                  <「白痴」坂口安吾著 新潮社>

安吾の『白痴』のほうが正直面白かった。

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それでもめげずに果敢に挑戦したのですが、やはり理解できたとは云いがたいでしょう。
中学生には早すぎたのだと思います。

もう少し歳くって大学のころには、なぜかドストエフスキーが至上至高という風潮がありまして、その深遠に臨まねば文学を語る資格がない‥‥‥神のごときあつかいでした。
わたしのようにヘミングウェイだの、フィッツジェラルドだのと云っている輩は、どうも知性が半端ものように思われて、肩身の狭い思いをしたものです。
ドストエフスキー・コンプレックスとよんでもいいかと思います。
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                <「罪と罰」工藤精一郎訳 新潮社>

半世紀近いインターバルをおいて、実は先日『罪と罰』を再読しました。
あれ、と思いました。
なんだ、これ、「犯罪小説」じゃないか!
いろいろ理屈はこねているけど、要は老婆殺しの動機と犯行、暴露されるまでのスリリングな一部始終‥‥‥でも殺人者の心理だったら、昨今の小説の描写のほうがずっとリアルで真実にせまっているような‥‥‥
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    <「カラマーゾフの兄弟」イワン・プイリエフ監督 ソヴィエト・モスフィルム 1969>

続いて『カラマーゾフの兄弟』‥‥‥これまた親子で金と女を争うどろどろの猟奇小説‥‥‥大衆読み物といってもおかしくない。
もちろんそこはドストエフスキーさんですから、社会と個人、暴力と倫理、形式の宗教とイエスの宗教、思考と狂気と、重層的に何重にも織りこまれています。
でもだからといって全然難解じゃない。余分なくらいに説明してあります。
読み終わったら、‥‥‥なんだ、ちゃんと感動するじゃないか!
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             <カラマーゾフの兄弟」米川正夫訳 河出書房新社>

目から鱗って、こんなこと云うんですね。
小説は素直に楽しめばよい。
そのうえで自分なりに解釈すればよい。
心打たれ、悦びがます作品なら、いいもんに会えた、ラッキーと思えばよい。
偉いひとの評価を基準にしなくてよいのです!

かくてわたしの半世紀におよぶドストエフスキー・コンプレックスは解消しました。
思えばこんな思いこみって、他にもあるんじゃないかな。

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by march_usagi | 2014-03-15 00:00 | 秘密の本棚 | Trackback | Comments(2)

渚にて

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           <『渚にて』スタンリー・クレイマー監督 20世紀フォックス>

『渚にて』という映画を憶えていらっしゃるでしょうか。
だいぶ古い映画です。
第三次世界大戦が勃発し、核兵器で北半球は全滅する。汚染物質は南半球にも浸透し、最後に残ったオーストラリアの人々も死滅してゆく‥‥‥という筋‥‥‥主人公の米原潜艦長をグレゴリー・ペックが演じました。
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               <『渚にて』ネビル・シュート著 東京創元社>

原作はネビル・シュートによるものですが、今読めば科学的・現実的でない叙述もかなり見られます。
でも50年代以降、緊張する東西の冷戦のもとで、戦争の愚かさと核戦争の恐怖とを誰にも見える形でしめしてくれたものとして、決して無意味であったとは思えません。
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ベルリンに残る壁のあと‥‥‥ソ連圏の崩壊によって東西冷戦は収束しました。
「平等」という人類の課題は先送りされましたが、世界が全滅する危機から遠ざかったことにはやはり意義があったと思います。

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              <『戦争と庶民』朝日新聞社 松本栄一撮影 >

しかし核の脅威がなくなったわけでは無論ない。
残存する核兵器として、そして世界中の原発として存在しつづけています。
東西に代わって南北の、宗教の、民族の緊張が高まっています。
核兵器は拡散し、「平和利用」の名のもとに原発も増えつづけています。
それは高まりつつある新たな危機なのかもしれない。
目をそらすべきではありません。

わたしたちの世代が産みだした危険を、未来に押しつけることもまたやめねばならない。

『渚にて』のような映画が、現代に、今この瞬間にもあってほしいと切に願います。

小学校か中学校の音楽の時間に『ウォルシング・マチルダ』という歌を習いました。
とても美しい曲でした。「われら自由の放浪者‥‥‥」という歌詞も気にいりました。
映画『渚にて』に流れていたのはこの曲です。
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by march_usagi | 2014-03-08 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(0)

忘れない

ひとは多くを忘れます。
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たとえば1年生のときの集合写真‥‥‥このなかで、何人の名を云えるだろう‥‥‥自分の顔さえ心もとないというのに。

でも、あの日のことは忘れない。
そう、あの3月の底冷えのする金曜日の午後のこと。椅子が勝手に滑りだすほどの激しい揺れに思わず立ちあがったそのあとのこと‥‥‥
壁に罅(ひび)のはいった、凍りつくような社内で帰宅をあきらめ‥‥‥
しばらくして続々と入ってくる恐ろしい映像‥‥‥押し寄せる津波、炎上するプラント、そしてまた津波、津波!
余震はつづき、回線はつながらず、夜遅くまで家族の安否は知れませんでした。
それから数日して、さらに恐ろしいことを知らされました。
原発が大事故を起こした‥‥‥メルトダウンしているというのです。
爆発によってまきちらされた放射性物質は福島を襲い、原発の周囲をヒトの住めない土地としました。

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震災から2年半たった昨年9月、2020年のオリンピック開催地が東京と決まりました。
最終選考の席で、わたしたちの国の総理大臣は、原発事故は制御されている。開催にまったく問題ない、と言い放ちました。
原発事故によって福島にさえもどれない人々が5万人もいる前でです。

いつかわたしたちの周囲から、事故を語ることが減ってきたような気がします。
株価もあがり、好況感がこの国を覆います。
辛いこと、いやなことは忘れよう‥‥‥なかったことにしてもいい‥‥‥と。
件の大臣は、事故を経験したわが国の技術は世界最高だと自ら原発のセールスマンを買ってでました。
でも、その「最高」の技術ですら、事故を防げなかったのではないか。

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こうしているあいだにも、世界の原発から使用済み燃料や廃棄物が続々と産みだされています。
これらが危険でなくなるまで、ものによって数万年かかるとか。
でも考えてみてください。
人類が原子の火を使いだして半世紀‥‥‥そのわずか50年のあいだに、3回も破局的な事故が起きたのです。
それを安全に何万年も保管しろというのですか、ヒトという「種」さえ変わってしまうような歳月を‥‥‥

わたしの母は長崎で生まれ育ちました。
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わたしもこの町が大好きです。
でも70年前の夏の朝、たった一発の原爆で町は跡形もなくなり、7万におよぶ人々の生命が失われました。
祖父も、祖母もそのひとりです。

福島第一原発の4号機に残る燃料には、広島型原爆の14,000倍の威力が秘められています。
広島の犠牲者は、概ね長崎の倍‥‥‥14万人。
こんな計算に意味があるとも思えませんが、その14,000倍といえば20億、この国を15回、無人にすることができる計算です。
それがたった一つの原子炉に保管されている‥‥‥
なんといえばよいのでしょう。

いいえ、断じて忘れるわけにはまいりません。
あの事故が起こるまで、その危険に目をふさいでいた自分に対する告発をふくめて、断じて忘れるわけにまいりません。
原発と人類とは共存できない。絶対にできません。

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ただその想いを、多くのひとと共有するすべをわたしは知らない‥‥‥だから黙々と歩きつづけるしかないのだと思います。
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by march_usagi | 2014-03-01 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(2)