子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
ライフログ
アウシュビッツの沈黙

アウシュビッツの沈黙

カテゴリ
全体
海の外そぞろ歩き
そぞろ歩き
道ばたの神さま
わたしのお寺と神社
生きものたち
まつろわぬ草木
ちょっとこだわり
おいしいもの好き?
秘密の本棚
匠のおしごと
そのほか
未分類
わたしの好きなブログさん
以前の記事
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
最新のコメント
otyukunさま 潮..
by march_usagi at 16:31
ご無事で帰って来られた様..
by otyukun at 13:59
otyukunさま あ..
by march_usagi at 09:51
お気を付けて。 行って..
by otyukun at 23:43
otyukunさま 世..
by march_usagi at 12:20
私にとって時計を腕にはめ..
by otyukun at 21:35
ターコーへ そうだねぇ..
by march_usagi at 14:43
otyukunさま ほ..
by march_usagi at 15:51
矢張り食べられてますね。..
by otyukun at 11:44
ターコーへ 本文中で、..
by march_usagi at 16:45
最新のトラックバック
かたくりの花 ~箱根湿性..
from 鴉の独りごと
ミズバショウ ~箱根湿性..
from 鴉の独りごと
一夜明けて
from 鴉の独りごと
ノートルダム大聖堂とラテ..
from dezire_photo &..
湿生花園 復元区火入れ3..
from 鴉の独りごと
湿生花園 復元区火入れ2..
from 鴉の独りごと
湿生花園 復元区火入れ1..
from 鴉の独りごと
仙石原植生復元区 火入れ..
from 鴉の独りごと
明神さんの狛犬たち ~Y..
from 鴉の独りごと
燈明堂跡より ~Yoko..
from 鴉の独りごと
検索
ブログパーツ
最新の記事
ヴェネツィアは水の都
at 2017-05-20 00:00
ちょっとお出かけ
at 2017-04-29 00:00
時の消えていく日々
at 2017-04-22 00:00
なつかしい不味さ‥‥‥インス..
at 2017-04-15 00:00
卯月の鎌倉
at 2017-04-08 00:00
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
オヤジ
歴史
画像一覧

カテゴリ:匠のおしごと( 20 )

大野彩さんの絵

子どものときから絵が好きでした。

小学校にあがる前、近所に仲よしの女の子がいて、

a0278809_15592116.jpg

その子の家の縁側で、いつもならんでスケッチブックを開きました。

「白いところも、ちゃんと塗らなくちゃだめよ」

と云われ、そんなものかなぁ、と思いながら白いクレヨンをとりました。


その女の子が、大野彩さんです。

今は日本のフレスコ画界の第一人者‥‥‥うっとりするような作品をつぎつぎに描いてくれます。


わたしの家にいる一枚はバラの絵‥‥‥

彩さんのアトリエで何十日も咲きつづけた切り花というのですが、なんでそんなにもったのかわかりません。

「ばらこ」と名づけ、日々その姿を描きました。

a0278809_15592009.jpg

この絵もその何日目かのもの、

a0278809_15592055.jpg

キッチンの横の、朝日のさす壁にかざりました。


もう一枚が、

a0278809_15592177.jpg

やはりバラが主役のこの作品‥‥‥

暗めの漆喰の背景に、白いバラの造形が置かれている。

a0278809_15592001.jpg

よく見ると掛け軸の表装が使われているのに気づきます。

a0278809_15592171.jpg

バラの背部には、布の箱のようなもの‥‥‥彩さんのお母さまがもっていらした古い布地だそうです。

a0278809_15592162.jpg

古い家屋の暗い床の間に飾られた一幅の絵、そこに現代的なバラが咲きだしている‥‥‥

じっと観ているとそんな感じがしてきます。

a0278809_15592120.jpg

金をまとったバラは実にゴージャスで現代的、

これは現代に生きる女性じゃないかしら?

でもそのなかには、やはり年ふりた女の系列がつみ重なっていく‥‥‥


ときの流れと輝きかな?

ふとそんなこと思いました。


西の陽と、北の反射ののこる部屋にかけて、眺めています。


[PR]
by march_usagi | 2017-03-11 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(2)

水がめに考える‥‥‥宮ヶ瀬ダム

いまどきダムなんて人気ないのでしょうね、
a0278809_11404492.jpg

宮ヶ瀬ダムに人の影はまばらでした。

a0278809_11405982.jpg

a0278809_11411160.jpg

2000年に完成した首都圏最大級の宮ヶ瀬ダムは、
芦ノ湖とほぼ同じ貯水量をもち、横浜全域と川崎南部とに水を供給します。

a0278809_11412460.jpg

ダムの高さは156mありまして、これは国内第6位だそうです。
高所恐怖症のわたしにとって、めちゃ怖い高さ!

a0278809_11413917.jpg

壁面に沿って走りくだるインクラインなんて乗り物もありますが、
きっぱりと遠慮することにいたしました。

a0278809_11415253.jpg

かわりにエレベーターで下ります。
約120m‥‥‥時間にして約1分、だれも乗っていないのでこれもそれなりにスリリング。

a0278809_1142773.jpg

ぶ厚いコンクリートを穿つ構造のせいか、降り口は鳥肌のたつような涼しさでした。

a0278809_11422666.jpg

a0278809_11423789.jpg

見あげれば、ダムの壁が空をふさぎます。

ダムの目的は第一に上水の供給、第二に相模川水系の流水量調節、

a0278809_11425598.jpg

第三は発電で、主、副の発電所で2万5千kwの電気を供給するといいます。

a0278809_1143953.jpg

隣接して、広大な「愛川公園」がつくられていました。

a0278809_11432280.jpg

ダムの建設には280戸の立ち退きや、環境の問題が発生しました。
69年の予備調査から完成まで約30年、
原発設置と似たなんらかの補償構造が、こうした立派な公園の建設にむけられたのかもしれません。

a0278809_11433746.jpg

利用しているのは地元の人たちに見えないし、
なにがなし複雑な思いが心をよぎりました。


***今回は、カメラ本体CANON EOS 7D レンズSIGMA30mm単焦点で撮影しています***
[PR]
by march_usagi | 2016-09-24 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(2)

和のあかり‥‥‥雅叙園

a0278809_16145226.jpg

雅叙園にはとおい昔、友人の結婚式の司会をした日以来、訪れることがありませんでした。

a0278809_1615942.jpg

記憶のなかでは、木造りの暗い玄関から黒光りする木の廊下を伝い、重々しく格調高い披露宴会場にでたと思うのですが、

a0278809_16152494.jpg

そのような構造はみあたりません。
それから10年ばかりで全面改装し、今の姿になったようです。

a0278809_16153796.jpg

ただ百段階段沿いの日本間は凝った装飾のままに保存されて、ときに公開されます。

今回は「和のあかり」‥‥‥伝統的な意匠をやわらかな和のあかりで演出するとか。
a0278809_16155142.jpg

a0278809_1616733.jpg

a0278809_16161850.jpg

a0278809_1616291.jpg

期待をこえる独創的な世界がひろがります。

a0278809_16164628.jpg

a0278809_16165923.jpg

展示はともかくとして、驚くのは贅を凝らした部屋のつくり。

a0278809_16171752.jpg

a0278809_16172911.jpg

とりわけ「清方の間」は、鏑木清方が任された一室‥‥‥
欄間の美人画はときを忘れさせてくれます。

a0278809_16174432.jpg

a0278809_1617557.jpg

晩夏をいろどるやわらかな光‥‥‥また来てみたいな♪
そんな思いのうかぶ、ひとときでした。
[PR]
by march_usagi | 2016-09-03 00:00 | 匠のおしごと | Trackback(1) | Comments(2)

蔵と稲

a0278809_21242275.jpg

土蔵を見ると、お金持ちなんだな、って思ってしまいます。

a0278809_21243418.jpg

ひと昔前なら千両箱が山と積まれ、
最近ならなんでしょうね、債券、株券や書画骨董の類、値打ちものの花器や食器なんかがわんさかわんさか‥‥‥

そんなこと話していたら、農民生まれのディレクターから、
「ちがうよ、うさぎ。 蔵にいれるのはまず種もみ、味噌醤油、それにおカイコだ」
と云われてしまいました。
土蔵は暮らしのキーグッズ、キーフーズをしまう日常的な倉庫だったそうで‥‥‥そりゃそうですよね。
映画の観すぎだったようであります。
a0278809_21244665.jpg

「土蔵の修復工事するんだけれど、観にこない」って話にホイホイのって、
栃木県は佐野市を訪れました。
フレスコ画の大野彩さんが作品の保管に借りている土蔵ですが、
いたんだ外壁を伝統的な手法で修復しようという計画。 費用は家主の吉澤石灰工業さんが負担されました。
a0278809_2125138.jpg

工事では、「本体構造と内壁を生かしながら」外壁を新調します。
壁の骨組みは十字に組んだ割竹‥‥‥わら縄と麻縄で固定しますが、その縄目のなんとも美しいこと。

a0278809_21251018.jpg

作業は、この竹の骨組みを泥でうめることから始まりますが、
もちろんただの泥ではありません。

a0278809_21252040.jpg

粘土質の土に稲わらを大量に混ぜこみ、水でこねて寝かせたもの、
柔らかい稲の繊維がカオスにからんで、粘り強い壁材を醸しだします。

a0278809_21253472.jpg

詰めこんだ土の面に靴紐のように縄をかけ、しっかり締めてから埋めこみます。
ビルの鉄筋は硬さが生命ですが、土蔵の竹組とわら縄は柔構造‥‥‥

a0278809_21254960.jpg

a0278809_2126022.jpg

若い方がいっぱい来たので、壁はみるみる塗りあがります。

a0278809_21261530.jpg

a0278809_21262930.jpg

仕上げはもちろん本職の左官屋さんです。とんと見かけなくなった伝統の技でありました。

a0278809_21264162.jpg


修復はこの作業で終わりではありません。
自然乾燥のあと、今度は縦に竹をいれてもう一度塗り、さらに乾燥させても一度塗り重ね、最後に白い漆喰をかぶせてようやく完成、
今から一年後という先の長い話でありました。

a0278809_23365635.jpg

あらためて感心したのは稲わらのこと、

a0278809_23361039.jpg

脱穀後は縄だの俵だの草履だのになり、
もみ殻と一緒に燃料にも使う、堆肥にもなりますね‥‥‥
a0278809_2127490.jpg

お米と種もみをわらの俵に詰め、泥とわらの土蔵に大切にしまってあげる。
箱入り娘を親兄弟で守っているみたい‥‥‥

a0278809_21271895.jpg

稲づくりは循環と再生の文化、
消費しか知らないわたしたちの暮らしを、ちょっぴり見直したくなりました。
[PR]
by march_usagi | 2016-06-11 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(2)

畳替えの幸せ

畳替えを怠っていたら、みるも情けないありさまに‥‥‥
a0278809_1604786.jpg

替えることにしました!
a0278809_1611173.jpg

a0278809_1612727.jpg

やっぱり畳は新しいのがいいですね‥‥‥実感です。

ただし、
カミさんは古女房がよろしい。

a0278809_1614051.jpg

もちろん、
本音です♪
[PR]
by march_usagi | 2015-10-17 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(4)

600mmの魔力

齢とったんだから無駄遣いはやめよう。
思っちゃいるのですが、生来の浪費癖が抜けません。
ただそれらしい理由をつけるのがずるいところで‥‥‥
a0278809_15521635.jpg

というのがこれ‥‥‥600mmの望遠レンズです。

a0278809_15522984.jpg

これぐらいの超望遠になると、ニッコール純正単焦点で150万円しちゃいますから、無論手がとどきません。
で、今回はシグマの150~600mmF5-6.3というレンズ‥‥‥お値段も1/10にさがります。
とはいえ、並みのコンパクトデジカメだと3、4台買えちゃう価格‥‥‥結構悩みました。
a0278809_15524124.jpg

でもやっぱりも少し寄った写真が撮りたいな。うう、欲しい!

そこでずるがしこく理屈をつけて、
身体を使える時間は限られている。それを過ぎたら思うこともできなくなる。あとで後悔するよりは、今多少の無理をしてもやるべきだ‥‥‥
なんてことのたもうて。

実はシグマの150~600mmにはふた種類あります。
a0278809_15525435.jpg

堅牢性とプロユースを視座にいれたsports に対して、

a0278809_1553427.jpg

ほぼ同等のスペックながら、それほどハードな環境を想定していないcontemporary。

一番大きな違いは、レンズのガラスの材質で、お値段はsports の6割ぐらいに下がります。
a0278809_15531472.jpg

ただここでまた悩みはじめるのが俗人の情けないところで、
スペック同じで安いんだし、そもそもそんな過酷なところで撮らないんだからcontemporaryでいいじゃん‥‥‥という常識と、
いやいや、やはり値段の差は必ずあって、見えないところに満足感がでてくるんだ‥‥‥などという見栄っ張りのスノビズム。

あっさり結論ついたのは、現物に触った結果でした。
a0278809_15532667.jpg

sportsは重いっ‥‥‥あまりに重い、これ手持ち無理っ!
レンズの重量が2.8kgでカメラを加えると約4kg ‥‥‥重心が前に偏りますから重量級の三脚がなければささえられない。
a0278809_16155975.jpg

「手持ち」にはこだわりがありまして、世にはどでかいレンズを三脚に構え、ひたすら獲物のあらわれるのを待つ方々いるんですが、なんかわたくしこれ違和感ある。
スタジオで商品撮るんじゃないんだから、生き物は自分で動いて撮らなくちゃ‥‥‥

一方contemporary は1.9kg‥‥‥カメラに装着してぎりぎり手持ちがきく重さでした。
a0278809_16165076.jpg

補助に一脚くらいあったほうがいいけれど、機動性は格段に違う。
これで決まりました。
安いからこれにしたんじゃないよ、使い勝手で決めたんだよ。
大義名分が成りたちます♪

かくして
a0278809_1617654.jpg

a0278809_16171576.jpg

a0278809_16172525.jpg

まずズーラシアで手慣らしです。
使えるようになったらどこ行こうかな♪
夢がひろがるのでありました。
[PR]
by march_usagi | 2015-09-19 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(4)

アイフォンでよかったこと

そそのかされてアイフォンにしたのですが、
替えてよかったと思うことがいくつかあります。
a0278809_1541161.jpg

第一はやはり写真‥‥‥
携帯でも写真は撮れたのですが、
a0278809_15413462.jpg

これはあくまで間に合わせ‥‥‥ほかに手段がないのでとりあえず形だけ写す‥‥‥そんなものでしかありませんでした。

アイフォンは、そんな認識を気持ちよく覆してくれました。
a0278809_15414768.jpg

こんなちっぽけなレンズですからもちろん制約はありますが、
それにしてもよく撮れる。
a0278809_1542313.jpg

日常の「記録の眼」として、頼りになる相棒になりました。

a0278809_15421653.jpg

フェイスブックやツイッターといったSNSもさくさくとできる。
いちいちPCをひらく手間から、これまたずいぶん解放されました。

a0278809_15422921.jpg

おまけではいっていたヘルスのアプリですが、なにも設定していなかったのに毎日の歩数や階段の昇りの回数が表示されます。
一万歩超えるとなんか達成感あるし、
a0278809_15424222.jpg

なぜかエスカレーターを使わず階段で上り下りすることが増えました。
嬉しい副産物です。

a0278809_15425573.jpg

考え方が変わったのが “kindle” でした。

a0278809_1543836.jpg

わたくしやはり古い人間で、「本は紙」と頑なに決めていたのですが、
そしてもちろんその考えに変わりはないのですが、
ある種の出版物、
あるいはある種の読み方には、
電子書籍が適しているのでは、‥‥‥なんてこと思いはじめました。
a0278809_15432687.jpg

わたくし、漫画も大好き。

a0278809_15433885.jpg

「少年サンデー」が歴史に登場したとき、いの一番に定期購読したという自負もございます。

a0278809_15435036.jpg

で、ちょっと試しに買ってみた『海街diary』‥‥‥
あれま、ちゃんと読めるじゃないか。
a0278809_1544385.jpg

ちょっと拡大すれば、ディテールも文句なしに見えます。

a0278809_15441514.jpg

漫画といえども、紙だと立派に場所をふさぎます。
が、
a0278809_15442843.jpg

“kindle”だったらこれ一台、何百冊でもOKです。

a0278809_15444153.jpg

それと、読みたくなったらたちどころに手にはいるのもすごい利点。
本屋さんに走る、
Amazonの配達を足踏みして待つ、
なんて必要まったくありません。
a0278809_1544589.jpg

外国語のペーパーバックなんかも電子書籍がむいていますね。
紙より安いし、もちはこびも楽ちん。
わからない単語がでてきたら指先でタッチするだけ
a0278809_15453271.jpg

ちゃんと訳語がでてきます。
これめちゃくちゃ便利です。
a0278809_1545422.jpg

重くかさばる本も、片手で読むことができて、しかも明かりがいりません。

「進歩」ってことばに疑いが増す今日この頃ですが、これは確かにありがたい。
恩恵に浸る日々でありました。
[PR]
by march_usagi | 2015-08-08 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(4)

アイフォンを一眼レフと比べてみた!

半信半疑だったのですが、
a0278809_19172131.jpg

スマホのカメラは劇的に進化していました。

遅ればせながらiPhoneを買い、その性能に驚いています。

a0278809_19175032.jpg

写真撮るならちゃんとしたカメラ‥‥‥
a0278809_191878.jpg

ケータイは、ほんとうになにもないときの記録用、と割りきってきましたが、
スマホになって、その考えは修正しなければならない‥‥‥そう思いはじめました。
試してみたら、
a0278809_19183851.jpg

ちゃんと撮れてるじゃないか。

a0278809_845778.jpg

というわけで、iPhoneの実力がどんなものか、試してみることにしました。

a0278809_19191888.jpg

比較してみようと思うので、最初は一眼レフで。機種はニコンのD700です。

a0278809_1920733.jpg

コンデジは、リコーのGX100‥‥‥少しべたっとしますが、そこそこ追いついています。

a0278809_19203842.jpg

iPhoneの画像はこれ‥‥‥ピンのあっている範囲が狭くなり、全体に赤みがのってきました。でも、単独で見れば、全く問題ありません。

ただ、ちょっと遠近をつけると、特性が表にでてきます。
a0278809_19211865.jpg

ピュータのジョッキを少し離して置いてみました。一眼は105mmの軽い望遠ですが、距離感は自然です。うしろのジョッキがボケて、気持ちよい立体感がありますね。
a0278809_19215581.jpg

コンデジは、大きさとしては自然ですが、うしろのジョッキがボケないので、やはり立体感が不足します。
a0278809_19222118.jpg

驚いたのはiPhone‥‥‥こんなにも広角だったのですね。
広い範囲をとらえるので、遠くのものはより小さくなって内側にはいってくる。
ボケはもちろんでないので、大きさ感や立体感は期待できません。

ここで、ははんと思いました。
iPhoneの使い方は、たぶん近くの食べ物や物を単品で撮ることに特化している。
あるいは広い背景をいれた人物の記念撮影にむいている。
多少赤みがのるのも、人物の肌を生き生きと見せたり、食べ物を美味しく見せるためではないか。
a0278809_19225473.jpg

つづいて屋外です。せっかく年間パスポートがあるので、ズーラシアに行ってきました。まず一眼の絵。

a0278809_19232120.jpg

iPhoneは2〜3mの距離からです。「望遠」はかけていません。まぁそこそこの絵、ただハイライト部分はとんでいます。
a0278809_19235125.jpg

やや浅いけれど、ここはやはりコンデジのほうが再現力は上かな。ディテールもしっかりあるし。
a0278809_19244874.jpg

つづいて望遠系。一眼は、300mmの長玉‥‥‥距離は20m以上です。

a0278809_19251326.jpg

iPhoneで思いっきり拡大してみました。全然うまくいきません。
ひとつには、対象のシロクマがつねに首を左右にふってピントが定まらないこと、
もうひとつは光学望遠レンズと電子式の望遠との物理的差でしょう。
所詮「望遠」といってもヴァーチャルなものでしかない‥‥‥ということなんでしょうね。

a0278809_19253682.jpg

もうひとつ苦手なのが、ピントをえらべそうな点がたくさんある場合。
一眼ではうんと絞り込んで、パンフォーカス状態にし、中央を一点フォーカスで狙えばこんなふうに撮れますが、
a0278809_1927570.jpg

iPhoneではどこにピントを置いたらよいかわからなかったらしく、このようにぼやけた写真になってしまいます。

a0278809_19273289.jpg

予想外だったのは、暗い内側と極端に明るい屋外とがセットになった環境‥‥‥
一眼がうまく撮れるのは当然として、
a0278809_19275784.jpg

iPhoneの絵も悪くありません。光の感じもつかめているし、人物も暗いけれどつぶれていない。拡大もある程度ききます。

a0278809_19282118.jpg

コンデジだと、どうも臨場感がよくありません。ただ、人物を中心に考えると、これはこれであるんでしょうね。


昔、富士フイルムが「写ルンです」というレンズ付きフィルム(カメラとは呼ばせませんでした)をだしていました。
これ、確かに写りました。感度の高いフィルムで絞りこみ、1〜2m先から無限大までピントが合ったような写真が撮れたのですが、
iPhoneの写真もある意味似たようなコンセプトだと思いました。
a0278809_19284719.jpg

いずれにしても、レンズはこんなものだし、
であれば、一番多用されるシチュエーションにあわせて、そこにふさわしい設計にする。
①まず、ひとりから数人の人物写真‥‥‥ピントよく、肌色の再現がきれいで背景も広めに写ってほしい。
②つぎは、食べ物やファッション‥‥‥メールやSNSに添付するので、質感、彩も大切でしょう。
③最後がなんとなくの風景‥‥‥ひとに見せたり、思いでにしたりする類ですから、なんとなく全体にピントがきているように写ってほしい。

逆に云えば、それ以外のシチュエーションは切りすてて機能を特化させる。
そんな道具なんでしょうね。

過信はしない。
それに向いたところで使う
‥‥‥そうすれば、実に便利な道具だと思いました。
a0278809_19291381.jpg

[PR]
by march_usagi | 2015-08-01 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(4)

東武ワールドスクウェア‥‥‥神は細部に宿るのだ

神は細部に宿る‥‥‥と申します。
そう納得させたのは、鬼怒川の東武ワールドスクウェアでした。
a0278809_1317517.jpg

行くまでは、たいしたことあるまいと思っていました。
ちゃちな模型がそこそこあって、一家でならんで「はいピース!」
a0278809_1318941.jpg

『ガリバー旅行記』みたいな写真が残る。
1時間ももたないだろうなぁ‥‥‥

予想はみごとに裏切られました。
a0278809_1318433.jpg

たとえばサン・ピエトロ大聖堂‥‥‥
建物も緻密だけれど
a0278809_1319225.jpg

ひとが‥‥‥
a0278809_13195380.jpg

うむむ、なんと云ったらよいか。


a0278809_13201157.jpg

漁港ではマグロがせりにかけられておりまして、

a0278809_13202212.jpg

裏に回ると、こんな感じ。

細部のこだわりはエスカレートします。
a0278809_1320472.jpg

a0278809_1321433.jpg

a0278809_13272678.jpg

模型はすべて1/25スケール、
a0278809_13221642.jpg

無論正確な図面が不可欠です。でもそれだけでは作れない。
現地での徹底した調査、研究、あらゆる角度からの撮影も必要でしょう。
見物人の服装なんて、図面にありませんからね。
a0278809_13223287.jpg

素材だってないがしろにできません。きっと触ってみたんだろうなぁ。

a0278809_13224928.jpg

そうかぁ、空からはこんな風に見えるんだ!

a0278809_13232069.jpg

紫禁城では、「ラストエンペラー」の撮影をしていました。
a0278809_13233848.jpg

カメラのレールまで敷いてある!

a0278809_13235526.jpg

平均すると建物ひとつあたり5,000万円かかるということですが、この完成度からみるとその数倍かかったっておかしくない。
いったいどんなひとが企画・具体化したんでしょう?
a0278809_1324139.jpg

a0278809_13244748.jpg

祭りの風景といっても、
1/25であれば、ひとは7cmそこそこ‥‥‥なのにお面やヨーヨーまである‥‥‥

a0278809_1325243.jpg

多少とも妥協したら、こんな模型はたちまち陳腐化するでしょう。
ちゃちな玩具になりさがります。それが‥‥‥

神は細部に宿る‥‥‥いや、ここでは「細部こそ神」なのかもしれない。
まったくくらくらするような企画です。

結局4時間以上過ごしました。
見切っていません。
もう一度行ってみたい‥‥‥まじめにそう考えています。
a0278809_13252123.jpg

[PR]
by march_usagi | 2015-06-20 00:00 | 匠のおしごと | Trackback(1) | Comments(2)

新しいダウンの夜明け

アウトドア専門の衣料は、さすがに丈夫で長持ちします。
a0278809_14584636.gif

タラスブルバのダウンパーカーもそのひとつ‥‥‥
a0278809_1459081.gif

30年近く前に買ったのだけれど、当時としては先進的なゴアテックス仕様‥‥‥風雨も意に介さず動けました。
いくつもの冬の現場で厳寒から身を護ってくれた頼もしい仲間でもあります。

ただ数年前から色落ちが気になり、クリーニングの効果もなくなったので、今年思い切って買い換えました。

a0278809_1459192.gif

新しい相棒はモンベルのローガンダウンパーカ‥‥‥


着てみてびっくりしたのは、まずその軽いこと!
a0278809_14593812.gif

前のダウンパーカーも重くはなかったのですが、これは格段の軽さ、不安になるほどです。
それでいて、はるかに温かい。
ウェアに覆われている部分には、寒気がまったくおよびません。
a0278809_150069.gif

ゴアテックスではないので「防水」とまではいきませんが、
「撥水」加工が効いていて、小雨ぐらいみごとにはじきます。

細部にも工夫がしてありまして、
a0278809_1501883.gif

便利だなと思ったのはジッパー部分にとりつけられたベルクロ‥‥‥前を閉めずに歩くことも多いのですが、ビル風などでとっさに覆いたくなったとき簡単に前をふさげる。

a0278809_1503067.gif

雨風よけのフェイクファーは取り外しできるのでクリーニングも容易。

a0278809_1504391.gif

ハンドウォーマーも使いやすくできています。

ダウンの欠点は、まるまると着膨れてしまうことで、
a0278809_151199.gif

電車の中など布団を着ているみたいで厭だったのですが、
a0278809_1512279.gif

羽毛の品質があがったのか、そこいら辺もかなり改善されました。

a0278809_1513230.gif

こんなすてきな相棒が加わると、冬場のフィールドが俄然楽しみになります。
うんと長くつき合えるといいな♪
[PR]
by march_usagi | 2015-01-04 00:00 | 匠のおしごと | Trackback | Comments(2)