子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
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カテゴリ:生きものたち( 38 )

病院の赤い犬

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国立病院機構横浜医療センター‥‥‥
昔の横浜国立病院というとご存じの方が多いかもしれません。

わたしの育ったのはこの裏手、当時は病院の敷地が広大に広がっていました。

今は公団になっていますが、
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ここには病院のグラウンドがあって、職員の野球チームが練習をしていました。
もちろん使われていないときはわたしたちが遊びます。

思いだすのは野犬の群れ
都市部では完全に姿を消してしまいましたが、当時野良犬はありふれた風景の一部でした。
毎日のようにグラウンドに姿をあらわし、しばしわたしたちの遊ぶのを眺め、それから一塁側の脇道をとことこと行進していきます。
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先頭を行くのは、土佐犬くらいの大きな赤犬で‥‥‥わたしたちは「アカ」と呼んでいました。

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一塁側の原っぱの先には、古い産婦人科の病棟が兵舎みたいに建っていましたが、
アカたちの向かうのはそこ‥‥‥

病棟の非常口のあたりに、もう産んじゃったのか、これから産むのか、とにかく当面なにもすることのないお母さんたちがたむろしておりまして、
食事やお菓子の残りものを手に、野良犬の来るのを待っているのであります。
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宿のない犬があたりまえに受けいれられていた時代‥‥‥お母さんたちは子どもに与えるように食べ物をあたえ、犬たちは尾を振って食べる。
そばで子どもたちが遊んでいる‥‥‥

あのころの、ふだんの午後の風景でした。
はるか昔から続いていたのでしょうね。

ヒトがイヌに食べものを保証し、
イヌがヒトのテリトリーの番をする、
‥‥‥原始のギヴ・アンド・テイクがかすかにただよっていた時代でもありました。
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by march_usagi | 2014-09-20 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

いつか花咲けハスの種

世のなか「思いの外」ってことはままありますが、
今回面食らったのはこれ‥‥‥
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ハスの種子(たね)でした。

普通種子なんか、水気を与えていれば勝手に芽をだしてくれるものですが、ハスの場合はそういかないという。
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まず冷蔵庫で3日ほど寝かさねばならぬとか‥‥‥

これは、種子に「冬の気分を味あわせる」ためで、
直後に夏の気温にさらすと、一気に芽を出そうという意欲がわいてくるのだそうであります。

次に、「外皮が硬いので、そのままでは発芽しない!水を吸わせるために削れ」とあり、
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セットには丁寧に、紙やすりがついておりました。

やってみたところ、これがとんでもない硬さ‥‥‥紙やすりがつるつるになるまでこすっても、一向に中身が見えません。

ネットをみると、
「ドリルを使って20分」とか
「剪定ばさみであけますが、指切らないように注意!」
なんて書きこまれていますから、やはり手ごわいようであります。
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「貴金属でも削れる」というやすりまで用意しましたが、
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結局最後は使い慣れたペンチとニッパーでブチッ!
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ようやく中身が拝めました。

綺麗な水につけて、暖かい場所におくと書いてあるので‥‥‥
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つけてみたけれど、なんだか浮いてる‥‥‥

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水につけてから4日目、なにか緑色のものが、
‥‥‥どうやら発芽に成功したようでありました。

でもまぁ、実はこれからが本番らしく、
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発芽したものをちょん切れたり腐ったりしないように育て、

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鉢に植え替え、
根が張り、茎が立ちあがり、
地中の蓮根が育ち、
ようやっと花が咲くのは場合によっては5年後だとか‥‥‥気の長い話です。
こちらの命だって、もたないかもしれないのに。

でもね、思うのですよ‥‥‥我が亡きあとにきたれと願うのは、もちろん洪水なんかでは決してない、
まして毒され、犯され、汚染されつくした国土なんかじゃなくて、
やはり花咲き鳥の舞う、健全な大地であろうと‥‥‥。

だから、5年かかろうと10年かかろうと、これでよいのだ! とも思うのであります。
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by march_usagi | 2014-09-06 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

睡蓮鉢とメダカ

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一緒に暮らしていた鯉が死んでから、
睡蓮鉢が空いたままでした。
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せめて花でもと睡蓮を買ってきたのですが、
そうなるとやはり動いているものがほしくなる。
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かといってやぶ蚊の赤ちゃんを育てる趣味はありませんので、

上大岡まで足をはこんで、
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メダカの皆さんを連れてまいりました。
20匹 400円‥‥‥
電車代が1,298円かかっていますから、廉いというべきか、高いというべきか‥‥‥
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袋のまま浮かべて、水温がなじむのを待ちます。
2時間ほど様子を見てそっと放すと、
ぴちぴちはねながら飛びこんでいきました。
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問題は、すぐ隠れて消えちまうこと。
せっかくカメラ構えて待っているのにぃ!
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おまけに小っこくてすばやくて、
マニュアルフォーカスで撮るなんて至難の業であります。
馴れるか、増えるのを待つしかないかな♪
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by march_usagi | 2014-07-26 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(0)

ああ藤娘、藤娘

藤は亀戸の天神さまとききました。
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確かにその名に値します。

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でも、なんかこう皆さんが殺気だってると気おくれして‥‥‥
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亀までそんな感じだし‥‥‥。

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で、足を伸ばして栃木県は足利フラワーパーク。
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そういえば旧歌舞伎座の「さよなら歌舞伎座公演」で坂田藤十郎さんの藤娘を鑑賞したことがあります。
広い舞台をたったひとりで取り仕切る‥‥‥そんな貫禄がありました。
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でもさぁ、藤「娘」なんだからさぁ、やはりこう美しい乙女が軽やかに舞ってくれるのを観たい気がするなぁ‥‥‥なんておじさん的感想は恥ずかしいので伏せておきます。
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それにしても、ひとのつくるものなど高が知れている、そんなことを感じさせるみごとな咲きっぷりでありました。

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by march_usagi | 2014-04-26 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

わくわく菜の花

今年も春がめぐってきました。
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たぶん、この国の四季で一番うれしい季節。

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ただ花粉にさえ悩まされなければ‥‥‥
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シダのしげった斜面をくだると、
木の間越しに黄色い光が見えてきました。

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そこは、一面の菜の花。
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国語の教科書にのっていた
「いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな~」
あれは、山村暮鳥さんの詩(うた)だったのですね。
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わたしが小学生だったころ、横浜でも菜の花畑はいたるところで見られました。

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田の肥やしになるレンゲ畑もまた‥‥‥

でもいつか田や畑とともにこうした風景も消えました。

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ここの菜の花畑は、近在のお百姓さんが、自治体に協力して作付けしたもの。
ありがたいけれど、少し淋しい。
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さて、もう少しだけ寒いのを我慢すればっ、
すぐ目の前に青葉の季節‥‥‥

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おいしさもいっせいに花開く季節がやってまいります♪
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by march_usagi | 2014-03-29 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

雪の女王

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            <「アンデルセン童話集」大畑末吉訳岩波書店>

「雪の女王」というお話があります。
女王にさらわれた少年を少女が連れもどしにゆく物語……苦労の末に連れもどしたときには二人は大人になっていたという。 アンデルセンの童話です。
けなげで勇敢なゲルダは好きでしたが、氷の城で積み木をくりかえすカイには、あまり好感がもてませんでした。
でも女性はえてして頼りない男に惚れるもの……そういうわたしも甲斐性なしでは引けを取らないかもしれません。
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ともあれ子ども心に女王の恐ろしさと美しさとが、深く刻みつけられたお話ではありました。

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さて大雪の降った朝、いつもの公園を訪ねました。

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雪の川筋で出迎えてくれたのはヒヨドリ、

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コサギ、

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川面には、いつものカルガモの皆さん。

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キセキレイも尾を振ってあいさつします。

道を渡り、貯水池が目にはいった瞬間、息をのみました。

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昨夜の雪が水面に積もり、銀の幕を張ったよう
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湖面いっぱいに広がっています。
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と、空を白い影がよぎり、三羽の鳥がもつれ合うように降りてきました。

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コサギかと思ったのですが、かなり大きい。
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枝にとまった姿をよく見ると、長いくちばし、黒いつま先……ダイサギでした。
京の鴨川では見かけましたが、この池では初めて見る鳥です。
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一面の雪景色の中で、堂々と周囲を睥睨するその姿は、「雪の女王」と呼ぶにふさわしい、威厳と貫録とを醸しだしておりました。
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ただあらためてアンデルセンを読み返してみると、女王はあまりしゃべりません。出番も少ない。カイに忘却の口づけをするくらい……
記憶のなかでは恐ろしくも美しいその姿が焼き付いていたのですけれどねぇ。
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by march_usagi | 2014-02-15 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(0)

冬の日の根くらべ

今年一番の寒波のきた日でありました。
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先日のウミウのお住まい拝見に味をしめて、他の皆さんはどうされているか、覗きにでかけました。
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杭にとまっているのはカワウの皆さん‥‥‥一見ウミウと区別つきませんが、
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くちばしの根元の黄色い部分がとがっていないのでカワウとわかります。
普段見かけるのは、だいたいこの方たち‥‥‥

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こちらオオバン‥‥‥カップルでいらしたのですが、見られたのが恥ずかしいのか、ぷいと対岸にいっちゃいました。
邪魔するつもり、なかったのに‥‥‥
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しかしとにかく寒い日でありまして、

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気がつくと歯がカチカチと鳴っています。
どれくらい寒いかと申しますと、6時間たったおむすびのご飯がなんとも指に温かく感じられる‥‥‥それくらいの寒さ!
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鳥さんたちに目をむけますと、さすが皆さんダウンを着こんでいらっしゃいまして、
この方、イソシギだと思うのですが、まん丸くなっちゃって鳥と云うより毬みたい。

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びゅうっと風が吹くと羽根ふくらませて丸くなって、これじゃなんて種類だか見分けもつかないではないかっ!

そもそもこんな寒い日に観にくることなかっただろうと、自分が恨めしく思える一日でありました。

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で、結局こうなって、

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こうなることに‥‥‥
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by march_usagi | 2014-01-25 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

海辺の高層マンション

なんでこんなところに住んでるの!‥‥‥という驚きは、ヒトの世界でも時おり経験することではありますが、
この方たちを拝見すると、ヒトの住まいなど高がしれているように思えてまいります。
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海からそそりたつ岸壁に、黒胡麻を散らしたように見えるこの黒い粒々は、

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ウの皆さん‥‥‥!

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案内にはウミウとヒメウと書いてありますが、素人目には十把ひとからげの「ウ」の皆さんでしかありません。
いささか小柄で顔の真っ黒い方がヒメウなのだそうですが‥‥‥
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今日のところは出払っていらっしゃるみたい。

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斜め横の丘の上から見ると、このお住まいの断絶感・壮絶感がひしひしと伝わります。
ご覧のとおり、ほぼ垂直!
30メートルはあるでしょうか。
この崖に、多いときは2000羽の皆さんが住まわれると云います。

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で、「なんでこんなところに住んでるの?」の回答は、
‥‥‥敵が来ないから♪‥‥‥でした。
そりゃそうですよね、ヒトを含めて翼のない生き物にこんな絶壁近づけるわけがない。
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岩肌が白く見えるのは、ウの皆さんが安心して毎日排泄された糞の堆積したもの‥‥‥肥料としても高価なんだそうですが、同じ理由でとりにはいけません。
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それなのに‥‥‥
なにかで読んだのですが、「鵜飼」で働く鵜はカワウではなくこの野生のウミウだとか!
鵜匠さんは、こんな崖からどうやってリクルートしたのでしょうね‥‥‥?

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by march_usagi | 2014-01-18 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)

曼珠沙華、曼珠沙華

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このまま永遠に終わらないのではないか‥‥‥そんな思いをした夏でしたが、

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いつか秋が訪れていました。

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人々がなにより大切にしてきたお米の収穫

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子どもにも孫にも、その先顔を見ることのない人々へも、
ほっぺたの落ちるほどおいしいこの国のお米を、
なんとか残してやれないものかと思います。

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田の縁には彼岸花‥‥‥
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咲き乱れて狂おしくなるほどでした。
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by march_usagi | 2013-09-28 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(0)

わたしと魚の輪廻転生

たとえ魚でも、
同じ屋根の下で暮らせば愛着を超えたものが育ちます。

今の住まいに引っ越してきた翌年、この方たちが家族にくわわりました。
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雄か雌か最後までわからなかったのですが、勝手に茜色の鯉を「日の出君」、シルバーのほうを「雪ちゃん」となづけて、ベランダの鉢に水を張ってはなしました。
「雪ちゃん」のほうは10年少々でなくなりましたが、「日の出君」はもう少しタフガイ、
鉢からはみ出すほどに育って、わたしたちの目を楽しませてくれました。

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この日は、たぶんわたしがいけなかったのだと思います。
夜のうちにフィルターが詰まったらしく、朝水面にエアの泡がなかったのですが、翌日が休みなのでとついそのままに会社へ行きました。
水が急速に劣化して、昼のうちに逝ってしまったようです。
大きな魚がおなかを見せて浮いているのを見るのはなんとも空しいものですが、埋めてあげようと水からあげると、ずっしり重みが掌にのこりました。
指を折れば17年、一緒に暮らしてきたことになります。

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東洋には輪廻転生の世界があります。
幾千世代か、幾万世代、あるいは幾億世代かの後、ひょっとして彼とめぐり合えるかもしれない。
そのとき彼がヒトで、わたしが魚かもしれないけれど、
でもできれば同じ魚かヒトかになって、同じ言葉を交わしあいたいものだ‥‥‥そんな風なことを考えていました。
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by march_usagi | 2013-08-03 00:00 | 生きものたち | Trackback | Comments(2)