子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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2017年 07月 22日 ( 1 )

デルフィーは世界の中心

世界の真ん中はどこにあるのか、

神々は世界の両端から二羽の鷲をはなちました。

鷲たちの出合ったところ、そこが中心であり、デルフィーであったと‥‥‥


デルフィーはアテネから120キロ、深い山のなかにあります。

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北へむかう道を西におれると、しだいに山深くなってきます。

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糸杉は、ゴッホの創造の世界で燃えあがっていたとばかり思っていたのですが、

このあたりごく普通にみられる木なのですね。

でも見なれない眼には、なにか燃えあがる情念のようにも見えてきます。

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そしてデルフィー‥‥‥


蜜蠟と羽根でできた神殿。

女神官が舞い、唄い、生贄をささげ、神のことばをつげたという、

のちにアポロンの神託の場所となりました。

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祭壇は草のあいだに眠っていました。

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ここにくるまで、ギリシアの神々は活字にすぎませんでした。

それは遠い架空の絵空事‥‥‥そうわりきっていたものが、とんと躓きます。

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まぎれもない石の舞台、

人々は、ここで神の声をきいていた‥‥‥

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見あげれば、焼けこげた山塊がせまります。

それは神々のやどりたもう山肌‥‥‥

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かつんかつんと鑿の音に目をやると、

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修復作業の女性がいました。

石灰質の山塊ですから、場所により遺跡は厚い石灰層で覆われてしまいます。

それを鑿一本で掘りだそうとしている‥‥‥頭のさがる作業です。

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遠い極東の島国からきて思います。

わたしの思考のルーツはなんだろうか?

東洋なのか西洋なのか、近代なのか古代なのか?

ただその深いところに、かすかながらギリシア文明のこだまを感じる。

この地にたてばはっきり聞こえる。

ここにきたのは、それを確かめたかったからに違いない。

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目をやれば照りつける陽光にギリシアの大地が広がります。

そう、やはりここは世界の中心なのかもしれません。


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by march_usagi | 2017-07-22 00:00 | 海の外そぞろ歩き | Trackback | Comments(2)