畑にきて考える⑦ 冬の畑
冬の畑はさみしげです。
タマネギは、まだこんなひ弱な苗でしかありません。
昨年は天候が不順でした。
タマネギのように長くかかる作物には、植えつけ時の不調がひびきます。
「春は値上がりするかもしれないな」‥‥‥Y君の予想です。
見なれない作物はプチヴェールです。
芽キャベツにアブラナ科の別の野菜をかけあわせた品種で、
こんな風に茎から芽がわかれます。
奥さまがつんでくれたプチヴェールは、そのまま小さなキャベツみたい。
畑の味がしました♪
レストランなどが買ってくれるそうです。
あつかう農家の少ない、チャレンジングな野菜です。
珍しい葉ニンニクもゆでてみました。
すりごまベースの酢味噌で和えましたが、
さすがにパワーがありすぎて、和の味ではなじみません。
次回は肉と炒めてみます♪
過剰と云いたいくらい葉をのばし、実をならせていたY君の畑も、
この季節は控えめ‥‥‥
生命の活動が休息します。
ひとだって大地だって休まなければならないし、
それはそれで、理にかなったことなのかもしれません。
同じ作物を作り続ける連作が畑に良くないと言うのも聞いた事があります。
自宅にある少ない鉢物でも天候の影響があります。
それでも健気に元気を取り戻すと誉めてやりたくなるほど。
命を育むのは簡単ではないですね。