徘徊のレトルトカレー その①
まだまだこの世界、話題のカレーが目白押しのよう。いくつかご紹介します。
先鋒は成城石井の「キーマカリー」‥‥‥
小売店のプライベートブランドですが、開発協力中村屋となっています。
パックを開けると香りがつんと立ちあがります。いかにもスパイシー。
ひどい二日酔いの日に試したのですが、それでも食欲がわいてくる感じです。
中身は牛ひき肉とヒヨコマメ‥‥‥なかなかいいタグマッチ。牛肉の食感も悪くないし、ヒヨコマメの煮え具合も大変よろしい。もうちょっと豆が多くてもいいくらいです。
なんて、味を考えながら食べるはずが、あっという間に食べ終えてしまいました。
つまりこれは美味しいカレーだったのだ。
おすすめ度は高いなぁ‥‥‥4点あげちゃお。
つづいて日光金谷ホテルの「百年ライスカレー」。
「ビーフ」と「チキン&マッシュルーム」の2種類ありますが、
具が異なるだけで、ルーは一緒です。
とりあえずビーフです。
第一印象は‥‥‥なんか甘い!
と云ったら身もふたもないので‥‥‥まろやかでクリーミー、とでも申しましょうか。すこぶるマイルドなお味。
カレーはスパイシーなもの、と決めていらっしゃる方には物足りないと思います。
牛肉はさすがよい味でしたけれどね。
チキン&マッシュルームにつきましては、
カミさんの意見で、まぁ上品だったと‥‥‥
名門金谷ホテルの看板背負って、1点864円するのですから、もちろんそれに見合ったカレー味なんでありましょうが、
もし看板がなかったら選ぶひと少ないんじゃないかな。
ちょっと拍子抜けのカレーでありました。
本格的にだめなのもあります。
壱岐は若宮水産の「壱岐の島いかカレー」
「活きの良いイカの心地よい歯応えと豊かな味わい」が売りのシーフードカレー、とありまして、「イカスミ仕立て」、「生姜入り」と‥‥‥結構ルンルンで試してみました。
開けた瞬間立ちのぼるスパイシーなカレーの香り‥‥
と思いきや‥‥‥ぷんと漂う、なにやら怪しげな煮イカの臭い‥‥‥不吉な予感がよぎります。
確かにイカのお姿があちらにもこちらにも、でもカレーの匂いが負けるほどというのは?
ままよ、食してみました。
思わずスプーンがとまります。
ま、まずい! これはまずい!本格的にまずい。
なんといっても、苦いのですよね。これ、ショウガかな。とにかく辛くなくて苦い、で、変なにおいが口いっぱいに広がる。
食しましたよ、黙って。残すと叱られるから。
でもこれだけはお勧めできません、そんな折り紙付きの一品であります。
気をとりなおして、
ヤマモリのマッサマンThe Curry ‥‥‥
パッケージ撮りわすれちゃいましたが、タイ現地の工場でつくっているのだそうで、
味わいはまさにタイそのもの。
わたくし昔仕事でなんべんもタイに行き、すっかりタイフードのファンになったのでありますが、これは期待を裏切らない味でした。
辛みはおさえてありますが、タイらしい香辛料が飽満に効いた濃厚な味です。
歯応えのあるのはピーナッツ、具に鶏肉がたくさんはいっているのもうれしくなりました。
ただジャガイモは日本向けなのでしょうか、なんとなくちぐはぐな食感‥‥‥ボンカレーのほうが旨いような‥‥‥そもそもタイ料理でジャガイモ、食べたことなかった気がするなぁ。
本日のトリはこれ、
「男の絶品旨辛カレー」‥‥‥明治の製品です。
2種類の唐辛子に豆板醤を配したというのですが、なかなか切れのいい辛さ‥‥‥夏向きのカレーですね。
マカのせいでしょうか、一口目、妙に薬っぽい感じがあったのですが、食べすすむにつれて違和感は消えました。
ニンニクが効いてコクもあるし、酸味と辛みのバランスもいい。牛肉も悪くありません。
常備しといてもいいなと思わせました。
ページ数の都合もあるので、本日ご紹介できるのはとりあえずここまで、
残りは、来週ご紹介しますね♪
私も試してみたい。
しかし、試食記を見てから。
日本人はカレーが好き、私も。
家内の留守に三度挑戦しましたが、一度は子ども達にも大絶賛でしたが二度目は散々、三度目はやっとましに。
奥が深いですね。