うさぎの舞台裏② デジタル編
伸ばしたり、他の写真と組み合わせたりするときは、デジタル処理したほうが便利です。
一昨年、家内が『蜘蛛の糸』の朗読会をおこなったときのポスターです。
カンダタのキャラクターは、フォトショップで描きました。
背景にあわせて大きさ、位置、色合いなど自由に変えられるので、デザインがとても楽になります。
同じ理由でここ数年、年賀状の元絵もデジタルです。
年賀状のデータを、京の染工房 遊さんに送って、染めてもらいました。
扇子ケースそれ自体もふくめて、オリジナルのご挨拶品ができあがります。
さて始めて10年になる家内の朗読会ですが、昨年は病欠となりました。
そののち体力もようやく回復してきたので、昨年計画していたものをこの連休に発表しようということになりました。
演目は時節柄、反戦の思いをこめて小川未明の『野薔薇』です。
パートナーの柳沼和子さんがオリジナルの楽曲を作曲、ピアノで演奏するのと掛け合うように小説を読みあげます。
わたしにも出番がありまして、
ポスター用のイラストと、上演時の背景スライドの製作です。
こちらスライド用の老兵と若者のイメージ。
スキャナーでフォトショップに取り込み、
鉛筆の元絵を一番下のレイヤーにいたします。これが土台。
新しいレイヤーを重ね、元絵をペンで正確になぞって、
線画のレイヤーをつくります。
じっと眺めて、彩色する順番を考えます。例えば、ズボンを先に塗ってそれにかぶせるように上着を彩色するとか‥‥‥
色はパレットから選びます。
和色、洋色ありまして、それぞれ不思議に雰囲気が違いますが、
なぜかいつも和色から選んじゃう。
線画に沿って、下にくる色から順繰りに塗っていきます。
重なり部分は、下のレイヤーで少しはみ出すように塗っておくと、できあがりで下地が透けて見えることがありません。
塗る部署や狙いによってブラシの大きさや形を変えますが、今回は漫画的なペッタリした絵なので単純です。
透明度も100%を選んで、上のレイヤーが下のレイヤーの地色を完全に隠すようにいたします。
線画のレイヤーを上に、彩色したレイヤーをすべて表示すると、
完成です。
同じような手法でつくった、こちらは年賀状。
普通下絵は紙に鉛筆で描くのですが、この梅はフォトショップに直接ペン描きしました。
レイヤーの透明度も30~50%を選んでいるので、下地が透けたリアルっぽいタッチがつくれます。
ちなみに家内と柳沼さんの上演会は4月29日13時半から。
会場は相鉄二俣川駅駅ビル内のサンハートです。
今回、ごめんなさい会費を1,500円頂戴することになりますが、もしご都合よろしければ是非お立ち寄りください。
ありがとう。
昔の年賀状は、なにも残っていません。あんなの描いたな、って記憶も多少あるけれど、残念だなぁ‥‥‥できのいいのだけでも、とっておけばよかった。憶えていてくれて感謝です。
カミさんの朗読会は、都合つけばぜひ‥‥‥顔もみたいしね♫
お見事、羨ましいくらい。
天は二物も三物も与える事が分かります。
努力で何とか近づきたいものです。
奥様のご快癒、良かったです。
再開されるところ迄、ご成功を祈っています。
とんでもありません。この程度のものをいろんな素材に活かしていただき、こちらこそとっても感謝しております。
朗読会‥‥‥やはり今回はハードル高めです。支えてやりたいと思っています。
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