全山紅葉 箱根の秋
差出人のない招待状がとどきました。
ひらくと一枚、真っ赤なカエデの葉っぱが落ちました。
これでは行かないわけにいかぬ‥‥‥
松をいろどるカエデやツタは、山のふもとの裾模様‥‥‥
むかし習った唄のように、
湖岸の紅葉は山のすそを彩っていました。
紅葉の庭園をみながらゆっくりお昼を楽しんで、
銀に波うつ仙石原のススキをながめたら、
心ゆくまで湯につかる‥‥‥
旅の寝酒は、カルヴァドスがつきあってくれました。
招待状、誰がくれたんだろう‥‥‥
のんびりした一日だった様で。
仙石原と言えば箱根、神奈川は名所も豊富でした。
有名な薄と落ちついた別荘地だった様に憶えていますが。
修学旅行で通り過ぎただけでしたが、妙に印象に残っています。
山手の紅葉は進んでいる様ですね。
京都市内もこれから本格化してきます。
今月一杯は観光客で溢れてしまう事でしょう。
おはようございます。
芒は、ときがたつにつれていろんな表情を見せてくれます。面白いものですね。
箱根は、この20年ほどでずいぶん様変わりしました。よい意味で都会的なセンスが加わったのだと思います。
おとなが楽しめるいい山です。
もっとも、あとひと月もすると、誰もいなくなっちゃいますが‥‥‥