天狗の休み処 酒水の滝
三段あわせて落差114メートル、相模の國最大の滝として「日本の滝百選」にものっています。
先日来の大雨に、夏のあいだ か細かった流れも豊かな水量となっていました。
国道246号線、大山街道からわけいった山中にありますが、
古来丹沢は熊野や出羽、白山とならぶ修験道の聖地。
頼朝に決起をうながした文覚上人も、
この地にこもり滝に百日打たれる荒行をこなしたといいます。
『愚管抄』に「天狗ヲマツルナドノミ人ニ云(イハレ)ケリ」と書かれたりして、
丹沢修験道にふさわしい怪僧であったらしい。
最勝寺は、この文覚上人ゆかりのお寺でした。
それにしても半世紀住みながら、神奈川には行っていないところがたくさんある。
まだまだいっぱい楽しめるぞと、
妙に期待の広がる一日でありました。
ご存知だと思いますが、養老の滝。
滝ノ水が酒になったという親孝行の伝説があります。
この滝も滝百選になっていますが、名水百選にも選ばれかってはこの水を使った養老サイダーが製造されていました。
滝は癒しですね。
奥様が歩ける様になられたら是非滝の霊気を浴びに行かれる事をお勧めします。
おはようございます。
「酒」という字があてられていますが、もとはどうやら「蛇」(じゃ)で、「じゃすい」という名から来たといわれています。下流が酒匂川になるので、それに引きずられ、より気持ちの良い「酒」という字をあてたのではないかと思っています。
養老乃瀧伝説に似た話は、世界中にあるようですね。酒飲みにとっては、永遠の理想です。