子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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呉・広島‥‥‥平和

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ひさしぶりに広島に来ました。
最後におとずれたのは1995年、広島植樹祭のときですから、もう20年たちます。
街のたたずまいは、あのころとあまり変らない‥‥‥

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8月の平和記念式典を原爆資料館の屋上から撮影したことも思いだしました。
屋上のタールがふつふつと煮えるほど暑かった、
原爆が投下された日も、暑い日だったと聞いています。

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前日、呉を訪ねてみました。

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横須賀、佐世保とならぶ軍港、呉‥‥‥鼠色の軍用艦船がすぐ手のとどくところに繋留されています。

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世界最大の戦艦「大和」が建造されたのも、ここ呉の石川島播磨重工でした。

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ミュージアムには、ゼロ戦の実機が展示されています。
とてもよく計算された導線で、いろいろな角度から展示物を見ることができます。

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思わぬ位置から、ゼロ戦の操縦席を見ることができました。

その瞬間‥‥‥
言葉にできない思いで胸がつまりました。
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こんなに狭かったんだ!

こんな狭い場所に座って、
ひとを殺しに、
あるいは殺されに行かねばならなかったのだ‥‥‥。

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わたしの世代には、奇妙な矛盾した感情が潜在します。
わたしたちは父祖たちの世代に反抗し、誰よりも激しく反戦平和を闘った世代でした。
しかし同時に、戦争におくれて生まれたことを、ひそかに悔しがってもいた、
だから戦いの武器に、兵器に、表にだせない憧憬を、愛情といってもよいような執着を覚えていたような気がするのです。

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ミュージアムでは、大和の生存者のインタヴューが流れていました。
若い水兵だった話者は、艦から放りだされ、絶望に狂いそうになったとき、
やはり近くに放りだされた将校に声をかけられました。
将校は、片手を伸ばして彼をなだめるように、
「落ち着いて、落ち着いて、‥‥‥そおら落ち着いて」と声をかけ、
自分がつかまっていた救命具をそっと水兵に押しやるように渡してくれたそうです。

無論その将校は生きて帰らなかったし、
大和に乗組んだ三千の将兵は、ほとんど全員が意味もなく命を落とした。

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60になったわたしは、そんなことを考えながら原爆で壊滅した都市の跡を歩いています。

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と、これが平和であったことの意味だと気づきました。
つまりこうしてわたしが考えながら歩いていられること‥‥‥

いろんな程度はあるけれど、
少なくともわたしたちは、普通に生き、暮らし、商売をし、子をつくり、そうして歩いてきた、こうやって歩いていられる。

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平和とは、つまり平凡な生活がおくれるということなのだ。
平和の価値は、平凡のもつ非凡さなのだと。

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今ごろわかったのか?
‥‥‥死者が耳元でささやいたような気がいたしました。
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by march_usagi | 2014-06-21 00:00 | ちょっとこだわり | Trackback | Comments(0)
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