子どものとき、道ばたの神さまはどこの辻にもいらっしゃった。 年を経て探してみたら、ずいぶんお仲間が減っていた。 小さな生きものと同じ‥‥‥そう、でも、負けないよ♪
by march_usagi
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アグラ城の憂鬱

タジ・マハルの川向かいにアグラ城が聳えたっています。
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ここは、アクバル大帝が築いたムガール帝国の心臓部、
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周囲は高い胸壁で囲まれ、ムスリムが勝ち取った帝国の力を誇示しているように思えます。
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一見スポーツコートのように見えますが、ここはバザールの広場‥‥‥帝国は物流を囲いこもうとしたのですね。
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帝王が臣下や使節を謁見したテラス‥‥‥ずらりと居並ぶ陪臣たちの姿も見えるような気がいたします。

さて、愛しきお妃さまのためにタジ・マハルを築いた第五代皇帝シャー・ジャハンさんのことですが‥‥‥ムガール帝国の王さまですから、当然このアグラ城にも起居されておりました。
ところがこのジャハンさん、実の息子のシャー・アウラングゼーブさんに幽閉されてしまうのですね。
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こちらは幽閉前に毎日あかず対岸の霊廟を眺めたというテラス‥‥‥
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代わってこちらは幽閉後の居室。

世の観光案内には、お父さんを幽閉した息子さんに対して親不孝とか、無粋ものとか、権力にかられたとか、あまりよく書いてありません。
でも、このお父さんのシャー・ジャハンさんが即位したのは1628年、‥‥‥オランダやイギリスが東インド会社を設立し、本格的にアジア経営を開始したその頃のことです。
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本来であれば国を富ませ、防備を厚くし、西洋の侵略に毅然と対処しなければならないその時期に、この王さまはひたすら死んだお妃さまを嘆き、巨額の国費で聖廟を築き、あまつさえご自分用に黒い大理石でタジ・マハルの姉妹廟まで用意されようとしていた‥‥‥これは親不孝と云われようと、誰かが止めなければならないのではなかったか?
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そんなことを夜飲みながら現地ガイドのGさんに話したら、
「そうなんだよ。だからイギリス人にみんな取られてしまった!」
わが意を得たりと同意されました。
愛だけがすべてとは云えないようです。

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その後ムガール帝国はもろくも打ち砕かれ、ガンジーの独立闘争で解放されるまで、インド全土はイギリスの支配下に甘んずることになりました。

されどそんな歴史にお構いなく、お妃さまを慕うシャーの夢は、ヤムナ河のほとりに今も優雅な姿を残しつづけております。
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by march_usagi | 2013-04-10 00:00 | 海の外そぞろ歩き | Trackback | Comments(0)
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